警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（２０、２１日　単位・レベル）
何時の世にも自動車盗は絶えない
【治安うんちく】
　「何時の世にも悪ははびこる」ものだが、何時の世でも自動車盗は耐えない。
　なんと、愛知県名古屋市で、高級車「レクサスＬＸ」（価格約１２００万円）を盗もうとしたとして、２６歳の男が愛知県警に逮捕された。今年に入り、レクサスＬＸの窃盗被害は急増しており、６月末時点では既に５４台が被害に遭っている。
　特殊な地域なのか、平成から令和に入っても自動車盗は減少傾向にあるというのに…
　…　…　…　…　…
　警察庁によると、令和２年５月現在のは自動車盗の認知件数は２４３５件で前年同期に比べて７１６件の減少。５月としては過去５年間で最も少ない。但し、検挙率は前年より２０．８ポイントもダウンして３５．２％と低いのはいただけない。
　高級自動車盗と言えば忘れることができないのが平成８年ごろのロシアマフィアと日本の暴力団と合同窃盗犯。日本中で高級自動車を盗み、富山港から海外に船出ししていたとしてロシアマフィア６人と日本の暴力団員６０人が逮捕された。
　その後、平成２０年には年間２万７６６８件もあったが、２６年には１万６１０４件になるなど減少傾向に入り、３０年には８６２８件と１万件の大台を割っている。
　認知件数のランキングは茨城が４０８件、大阪が３６３件、千葉が３２６件、愛知が２３９件、埼玉が２２０件など。
　一方、検挙率は山形の４００%、神奈川の２３２㌫、山梨の１７５．０㌫、東京の１６３．９㌫、奈良の１５０㌫と続いた。
　低かったのは群馬の６．８㌫、千葉の１１㌫、岐阜の１１．９㌫、滋賀の１２．１㌫、京都の１５．１㌫つ続いている。
　今回のレクサス盗も個人では不可能で、背後には組織が関係しているものと見ても間違いではないだろう。１日も早く検挙して、余罪を出して検挙率を上げてほしいものである。
　　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

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