警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、31日 単位・レベル)
刑法犯が激減 (上半期)
【治安うんちく】
日本警察の犯罪抑止力は衰えない。認知件数が戦後最も少なかった昨年をさらに下回っている。特に5月の減少数が大きく、やはり新型コロナウイルス禍が影響しているのだろうか。
… … … … …
警察庁によると令和2年上半期(6月現在)の刑法犯認知件数は30万7644件で前年同期より5万6010件の減少。
今年に入り3月は前年より1万0561件も減らし、4月が同2万5359件、5月はなんと4万6985件と続き上半期で5万件台の減少となった。最も認知件数が少なかった昨年5月はその前の年より減ったのは2万7028件だから今年は異常な減り方だ。
罪種別でみると最も減少したのは窃盗犯で4万5698件も減らしている。中でも非侵入盗が2万3363件の減。
穿った見方をすれば新型コロナウイルス禍で休業した商店も多いためか万引が5098件も減少している。さらに外出自粛もあつてか街から人が消えたこともあり、置き引きが4184件も減っていることが大きい。
詐欺も1615件も減らしているほか、凶悪犯にいたっては殺人が-36件、強盗が-16件、放火が-55件、強制性交が-26件と全てで減らしている。
ランキングは東京の4万1258件、大阪の3万3916件、埼玉の2万2576件、愛知の2万0467件、神奈川の1万7442件と続いている。
前年より最も減らしたのは東京の-9036件、大阪の-7374件、埼玉の-4540件、愛知の4083件、千葉の3208件と続いた。
減少幅の増加は必ずしもコロナ禍だけではなく、ここ数年の数字をみると全体的に抑止力が高まっていることも確かなようだ。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★特殊詐欺の「リクルーター」役疑い 会社員の男を逮捕 神奈川県警 (29日)産経
https://www.sankei.com/affairs/news/200729/afr2007290021-n1.html
★狙われる高齢者 コロナ給付金詐欺急増(30日)産経
https://www.sankei.com/affairs/news/200730/afr2007300006-n1.html
★携帯電話に「宝くじが当選しました」 大分県別府市で架空請求詐欺か 114万円だまし取られる(29日)西日本
★車中拠点の詐欺グループ、別の詐取容疑で再逮捕 「受け子」の会社同僚も(29日)産経
★特殊詐欺の「リクルーター」役疑い 会社員の男を逮捕 神奈川県警(29日)産経
★観光客に多額料金請求容疑 バー経営者逮捕 6億6000万円詐取か (28日)NHK
★民泊拠点に特殊詐欺か 男4人を摘発 大阪府警 (23日)産経
★結婚詐欺容疑で45歳男逮捕 警視庁、7人以上被害か (23日)産経
★警察官のはずが「刑事」漢字で書けず通報、特殊詐欺グループの男逮捕 (23日)TBS
★「だまされたふり作戦」でオレオレ詐欺の受け子女を逮捕 警視庁(22日)産経
★ 持続化給付金を詐取疑いで逮捕 全国初、山梨県警(22日)共同
★83歳女性から自身の管理口座に100万円送金、男を逮捕(21日)TBS
★1400万円超詐欺被害 愛知・岡崎の70代女性(19日)産経
★「コロナで就職先決まらず」特殊詐欺の“受け子”逮捕 (17日)TBS
★相模原市で特殊詐欺3件発生 封筒から目を離さず被害阻止も (17日)産経
★アポ電関与の男が資産情報提供か (17日)NHK
★「給付金振り込むので…」コロナ便乗詐欺 全国の被害 8400万円 (17日)NHK
★コロナ詐欺被害7千万円 警察庁長官「対策進める」 (16日)産経
最近のコメント