警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（２２、２３日　単位・レベル）

犯罪を増やしてはならない

【治安うんちく】

　ここにきて来日外国人犯罪が目立ってきた。

　今年５月には東京・歌舞伎町で中国人観光客に暴行を加えるなどしたとして３４歳の中国人ら３４歳から３６歳の男３人が警視庁組織犯罪対策２課に逮捕された。３人はいずれも準暴力団「チャイニーズドラゴン」の構成員や関係者。歌舞伎町の路上で外国人観光客を狙って詐欺行為を働いていた。

　６月には不法滞在の外国人からＳＮＳを通じて依頼を受け、偽造された在留カードを中国から国際宅配便で届けていたとみられるグループの女が、警視庁に逮捕されている。

　昨年には２８００万円相当を万引きしたとしてベトナム人の女（２１）が逮捕されたり、不法就労助長容疑でベトナム人６４人が兵庫県警などに逮捕されるなど、やりたい放題だ。

　検挙件数を年間推移でみると次のようになる。

　…　…　…　…　…

　警察庁によると令和元年に国内での外国人検挙件数は１万７２６０件。内訳は刑法犯９１４８件、特別法犯８１１２件だ。

　年間推移をみると平成元年が５７６５件だったが、同９年には３万２０３３件と３万件台になり、同１７年には４万７８６５件と平成で最も多かった。

　その後は増減を繰り返して同２８年は最低の１万４１３３件となったが、その後、さらに増加携行に転じている。

　国籍別にみると最も多いのはベトナム人で全体の３５．０％を占め、これに中国人の２６．０％、ブラジル人の５．１％、フィリピン人の４．９％、韓国人の３．３％と続く。

　罪種別にみると最も多いのは窃盗犯で５７．０％。これに知能犯の１４．０㌫、粗暴犯の１３．５㌫と続き、特別法犯になるとなんと言っても入管法の７２．７㌫だ。

　意外に少ないのは薬物で１１．０㌫と銃刀法の１．８㌫。当たり前の話で、薬と銃は国民を滅ぼす元凶となる。

　来訪外国人を増やすのは国策だろうが、国策以上に犯罪を増やしてはならない。

　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

★「だまされたふり作戦」でオレオレ詐欺の受け子女を逮捕　警視庁（２２日）産経
https://www.sankei.com/affairs/news/200722/afr2007220011-n1.html

★ 持続化給付金を詐取疑いで逮捕 全国初、山梨県警（２２日）共同
https://www.47news.jp/national/5044962.html

★８３歳女性から自身の管理口座に１００万円送金、男を逮捕（２１日）TBS
★１４００万円超詐欺被害　愛知・岡崎の７０代女性（１９日）産経
★「コロナで就職先決まらず」特殊詐欺の“受け子”逮捕 （１７日）TBS
★相模原市で特殊詐欺３件発生　封筒から目を離さず被害阻止も （１７日）産経
★アポ電関与の男が資産情報提供か （１７日）NHK
★「給付金振り込むので…」コロナ便乗詐欺 全国の被害 8400万円 （１７日）NHK
★コロナ詐欺被害７千万円　警察庁長官「対策進める」 （１６日）産経
★７８歳女性から５００万円詐取疑い　「受け子」容疑の男逮捕 （１５日）産経
★持続化給付金　申請代行に注意、SNSで不審な勧誘（１５日）日経
★偽造クレカで商品購入、国外逃亡直前に詐欺グループ逮捕 （１３日）TBS
★特殊詐欺、裸足で逃走の男 名古屋で逮捕（１１日）TBS
★横浜の８０代無職女性　現金１５００万円特殊詐欺被害 （９日）産経
★給付金だまし取った疑いで逮捕 郵便局に転居届 関連捜査 石川 （９日）NHK