横田滋さん死去 拉致被害者ら関係者の反応は… (5日)NHK
拉致被害者家族会の代表で田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんは、NHKの電話インタビューに応じ、横田滋さんが亡くなったことについて「長い間家族を取り戻すために活動した仲間がいなくなるのは非常に残念で、家族にとっては大変気の毒だ。考えてみれば、こういう状態になるのは当たり前で、何もしないでほったらかしにしたら、日にちがどんどんたっていく。家族も被害者も年をとって病気になるのはわかっている。事前に感知してこうならないようにどうするか考えていかなければ今後とも同じ状況が繰り返される。私個人も体調が弱っていてほうっておけばこうなる。残念だが政府なり、担当者が実態踏まえてこうなる前にどうしたらいいのか考えて対応してもらいたい」と述べました。
さらに「活動した仲間がどんどん減って少なくなってきた。私たちの活動が、北朝鮮にちゃんと届いているのか、どうやったら取り返せるのか。はっきりと打ちだしていかないと、なにもしないで時間だけがたつという状態が続くと、なんのために努力をしてきて、北朝鮮にいる家族のために早く助けたいために頑張ってきたのか。これが消えてしまう。ほっとけばこうなるということを各担当は認識していただいて早急に手を打っていただきたい」と述べました。
飯塚耕一郎さん「いつも優しく接していただいた」
拉致被害者 曽我ひとみさん「今は何も考えられません」
この中で曽我さんは「横田滋さんが亡くなったとの一報をもらったときは、一瞬、頭の中が真っ白になり、今は何も考えられません。ただご冥福をお祈りするばかりです。突然のことで考えがまとまらないので落ち着いたら何らかの形で対応します」と…
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