警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（１５、１６日　単位・レベル）
少年の凶悪犯検挙が増えている
【治安うんちく】
　東京都八王子市で拳銃自殺した高校１年の男子生徒（１５）の自宅から５０発以上の実弾が見つかったり、２月には埼玉県入間市の武蔵野音楽大学付属高校で１３歳の女子高生が同級生を包丁で刺して殺人未遂で逮捕されたり、３月には、東京・大田区に住む１人暮らしの６０代の女性の自宅に押し入り、手足を縛って現金を奪ったとして、少年４人のグループが警視庁に逮捕され、さらに高齢者からキャッシュカードをだまし取ったとして１６歳の少年が逮捕されるなど、少年犯罪は後を絶たない。なかでも少年の凶悪犯検挙人員が増えている。
　…　…　…　…　…
　警察庁によると令和２年５月現在の刑法犯少年の検挙人員は７４３１人で前年同期より２３７人の減少。平成２８年の５月現在では１万２８５０人が検挙されているが、以後年々減少し続けている。
　最も減少したのは窃盗犯が２７２人も減り検挙者数は４０２３人。次いで粗暴犯が同６２人減の１２４２人。知能犯が同５２人減の２９７人。風俗犯が同１６人減の１５１人など。
　ところが、凶悪犯が７４人も増えて２３１人になってしまった。
　内訳は殺人が５人増の２５人、強盗が６０人増の１４８人、放火が９人増の１９人と続くが、強制性交は４１人で前年と同数だった。
　その他では住居侵入が１１９人も増えて３４８人になっている。
　英語や算数だとか、理科や社会などの学問よりも人間社会の仕組みと掟をたたき込む必要があるようだ。
　　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

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