日本一有名なサラリーマンが地元で詐欺防止の啓発 山口(23日)朝日
うそ電話詐欺の被害を食い止めようと、山口県警が「日本一有名なサラリーマン」として知られる漫画主人公・島耕作を使ったポスターを作った。県警岩国署が地元岩国市出身の漫画家、弘兼憲史さん(72)に依頼した。
ポスターはA1サイズ。オレオレ詐欺や架空料金請求詐欺などの手口とともに、島耕作が「まず疑え!」と強い眼力で訴える。計200枚を岩国市と同県和木町のコンビニや銀行などに張り、A4サイズのチラシとポケットティッシュも5千ずつ用意。高齢者宅などに配るという。
昨年5月、岩国市では架空の個人情報を漏らしたため逮捕される恐れがあると言われ、高齢男性が現金計約6千万円をだまし取られる被害に遭ったことが判明。「インパクトのある啓発がしたい」と考えた岩国署員が、漫画では岩国市出身という設定で、地元にもなじみの深い島耕作に目を付けた。
島耕作は、漫画「課長 島耕作」として連載が始まり、作中では部長、取締役、常務、専務、社長、会長と出世を重ね続けた。昨年には会長から相談役になった。
ところが、今回のポスターには弘兼さんの要望で部長時代(1992~2002年、週刊「モーニング」掲載時)が描かれた。なぜ、部長時代の島なのか。署員は「分からない」と話している。(高橋豪)
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