ゴーン元会長逃亡までの動きは 逮捕のアメリカ人 容疑内容公表 (22日)NHK
日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン容疑者が中東のレバノンに逃亡した事件で、逃亡を手助けしたとして逮捕されたアメリカ人2人のうち1人が、逃亡の5か月前から12月上旬までに繰り返し日本を訪れ、少なくとも7回ゴーン元会長と接触していたとみられることが裁判所が公表した文書でわかりました。
アメリカの捜査当局は、東京地検特捜部が逮捕状を取っているアメリカ人のマイケル・テイラー容疑者(59)と、息子のピーター・テイラー容疑者(27)を、日本側の要請を受けて、20日、東部マサチューセッツ州で逮捕しました。
2人は、去年12月に保釈中のカルロス・ゴーン元会長が、日本からプライベートジェットを使ってレバノンに逃亡するのを手助けした疑いが持たれています。
日本とアメリカは、容疑者の身柄の引き渡しに関する条約を結んでいて、20日、マサチューセッツ州の裁判所は、2人の身柄を日本に引き渡すか審理するための司法手続きを行い、これに先立ち、容疑内容を記した文書を公表しました。それによりますと、2人のうち息子のピーター・テイラー容疑者は、ゴーン元会長が逃亡する5か月前の去年7月以降、12月上旬までの間に、少なくとも3回日本を訪れ、元会長と7回は会っていたとみられるということです。
また、今回の逮捕当日にアメリカを出発して、レバノンに向かう予定だったということです。
2人の身柄をめぐっては、裁判所が日本への引き渡しは可能だと判断した場合、さらに国務省が、引き渡しの是非について最終的に判断することになっています。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200521/k10012439671000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_007
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