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2020年5月26日 (火)

「4月だけで1億円赤字覚悟」民間病院の経営苦境に 外来患者は減少も感染対策で出費増(26日)共同

京都駅前にある康生会武田病院(京都市下京区)では、3月後半から来院者が減り始めた。通常は外来患者で混雑する平日午前の1階受付ロビーも、今ではソファに空きが目立つ。一方、院内感染が発生すれば病院機能が停止しかねないことから、来院者の検温を徹底するなど予防策を強化。収入が減る中、新型コロナに対応するための臨時コストが重くのしかかる。
 同院によると、4月は外来が25.7%減、入院が20%減、救急受け入れが52.2%減(いずれも前年同月比)となった。渡辺司事務長は「収益が減り、4月だけで1億円の赤字も覚悟している。ここ10年の間にはないレベル」と言う。
 患者減と並び、同院が頭を悩ませているのが、院内感染防止などに伴うコストの増大だ。施設入り口前の玄関スペースには、来院者の体温を測るために複数の看護師を配置。さらに、病院を出入りする人の発熱の有無をチェックするため、1階ロビーにサーモグラフィーを置いた。フェースシールドやガウンなど防護具の仕入れ量も増えているという。
 武田純院長は「24時間の救命救急体制などを維持していかなければならない中、収益減やコストの増大は病院経営にボディーブローのように効いてくる」と説明。その上で「病気の治療を『不要不急』と考え、受診を控える人が増えている可能性もある。持病の重症化リスクを抱えている人がいるかもしれず、新たな健康障害を生じさせかねない」と懸念している。https://www.47news.jp/localnews/4850173.html

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