個人情報入りメモ、県警が誤送信(9日)共同
新潟県警は9日、個人情報が含まれた電話相談のメモ1枚を、誤って新潟日報社を含む報道機関や新潟地検など計18機関にファクス送信した。メモには相談した男性1人の電話番号や名前などが記されており、県警は送信後すぐにミスに気付いてメモの回収を進めた。
県警広報広聴課によると、9日午前、生活保安課所属の40代の巡査部長が本部の休日当直に初めて入り、長岡市の男性から電話相談を受けた。相談内容のメモを長岡署にファクス送信しようとした際、誤って報道機関への発表時に使う短縮ボタンを押した。
当直室には3台のファクス機器があり、内線専用や報道機関への発表専用に分けて使っていたが、巡査部長は報道発表用の機器に記された長岡署管内の報道機関向けを意味する表示を、長岡署宛てと勘違いしたという。
メモには相談内容のほか、男性の名前が片仮名で記され、住所も手書きされていた。県警は同日、男性に電話で謝罪した。報道機関には受信データの削除を依頼し、ほかへの情報流出は確認されていないという。
広報広聴課の高橋信之課長は「個人情報が記載された書類を誤送信したことは誠に遺憾。深くおわび申し上げます」とコメント。再発防止に向け、職員の意識徹底を図るとした。 https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20200509542430.html
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