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2020年5月 8日 (金)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(89日 単位・レベル)
自信あっても被害に遭うものだ
【治安うんちく】
2009_1228_222559212_20200508204101  F1015497-1 新型コロナウイルス対策の外出自粛の中で、在宅を狙ったとみられる詐欺メールが目立っている。警察は、既に始まっている「10万円給付」をめぐる偽メールにも警戒を呼びかけている。
 そんな最中、特殊詐欺の電話を何度も見抜いてきた女性が被害に遭ってしまった。
 埼玉県蕨市に住む86歳の女性宅のに2日午前、長男を名乗る男から電話があった。それも「きょう中に処理しないといけない案件の書類が入ったかばんが盗まれた」という単純なもの。女性は「話し方や声質も似ているため長男と信じた」と言っている。
 警察庁によると、この特殊詐欺の令和元年の認知件数は1万6836件で、被害額は301億円にもなっている。
 自分も被害者を何度も説得したこともあったし、犯人と何度もやりとりをしたことがあった。とにかく巧妙の一言に尽きるものだった。
 警察庁に平成30年の調査になるが、被害者の意識についての調査だ。複数回答になるがこの中で、「自分は被害に遭わないと思っていた」という人が78.2㌫もある。これに「どちらかと言えば遭わない」の16.9㌫を加えれば実に9割は自身があったのに被害に遭っている。
 これらの人たちは、「騙されない理由」としてあげているのが「家族の声や嘘を見分ける自信がある」としているのは57.0㌫。さらに、「特殊詐欺の内容などを詳しく知っていたにも係わらず、被害に遭ってしまった」が27.6㌫。今回の被害者も、何度も経験があるのに残念なことだが、劇場型詐欺と言われている所以であろう。
 とにかく、この後も新型コロナウイルス対策は、救済のため多くの手段が登場する。「貰える」ということに、有頂天にだけはならないように冷静に判断してほしい。
 東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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★横浜の60代男性、キャッシュカード8枚詐欺被害 (7日)産経
★10万円給付金で詐欺被害、愛知 (7日)西日本
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★詐欺電話を見抜いてきた女性、現金118万円手渡す被害 最初から長男を名乗り、話し方や声質も似る/蕨署 (6日)共同
★ウチにも来たマスクの束 コロナ便乗の“送りつけ” (1日)NHK
★在宅勤務中の詐欺メール、10万円給付金でも注意呼びかけ (30日)日経
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