“巣ごもり騒音”の苦情 都内で多発 外出自粛続き 新型コロナ (16日)NHK
新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が長くなる中、騒音に関する通報が先月、都内で1万7000件に上り、過去5年間で最も多くなったことが警視庁への取材でわかりました。いわば“巣ごもり騒音”の苦情が多発している状況で、専門家は「今は家にじっとしているので音から逃げられないが、住民間で関係性を作って乗り越えてほしい」としています。 警視庁によりますと、緊急事態宣言が出され外出の自粛が求められた先月の110番通報の件数は、都内は10万7483件で、去年の同じ時期より4万7556件、率にして31%減少しました。
このうち人の声やペットの鳴き声など、騒音に関する苦情の通報は1万7287件と、去年の同じ時期より4773件、38%増加しました。
1か月当たりの騒音に関する通報は過去5年間で最も多くなったということです。
新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が長くなる中で起きる、いわば“巣ごもり騒音”の苦情が多発している状況で、「テレワークの会議の音がうるさい」「休校中の子どもが日中家で遊び回り、騒がしい」といった声が、各地のマンションの管理会社に寄せられているということです。
今月には東京 足立区のアパートで、60歳の男が「物音がうるさい」として隣人の部屋に押しかけ、刃物で切りつけて死亡させる事件も起きています。
騒音問題に詳しい山梨大学の山田伸志名誉教授は「今はテレワークなどで家にじっとしているので音から逃げられない。こうしたストレスがかかった状態は音に対して敏感になる傾向が強い」と指摘します。
続きを読む
« 東京都 新たに14人感染確認 11日連続50人下回る 新型コロナ(16日)NHK | トップページ | 選挙違反事件 河井前法相ら陣営側 県議らに2000万円超提供か(16日)NHK »
「東京都関係ニュース」カテゴリの記事
- 熱中症搬送者、6月は過去最多 前年同月の5倍超に―東京消防庁(1日)時事(2022.07.01)
- 東京都 感染状況の警戒レベルを「上から2番目」に引き上げへ 新型コロナの新規感染者増加(30日)TBS(2022.06.30)
- 東京都内 熱中症の疑いで83人搬送 (29日午後3時)(2022.06.29)
- 東京都 新型コロナ 1人死亡 2004人感染確認 9日連続前週上回る(26日)NHK(2022.06.26)
- 東京五輪・パラの開催経費 都の組織委への支出200億円余り減額(18日)NHK(2022.06.18)
« 東京都 新たに14人感染確認 11日連続50人下回る 新型コロナ(16日)NHK | トップページ | 選挙違反事件 河井前法相ら陣営側 県議らに2000万円超提供か(16日)NHK »
コメント