工藤会裁判元組員“組織に嫌気”(19日)NHK
北九州市で、女性を刃物で襲ってけがをさせた罪に問われている工藤会系の暴力団の元組員の初公判が開かれ、元組員は起訴された内容を認めた上で「犯行を指示した組織に嫌気がさして組を離脱した」などと述べました。
工藤会系の暴力団の組員だった守永竜二被告(50)は、6年前、北九州市八幡西区のマンションの駐車場で当時48歳の女性を刃物で襲っておよそ2週間のけがをさせたとして、傷害の罪に問われています。
女性は、組合長が拳銃で射殺された北九州市漁協の関係者が経営に関与する会社の従業員でした。
福岡地方裁判所で開かれた18日の初公判で、守永被告は起訴された内容を認めた上で、「組織の一員で、断る勇気がなかった。面識のない女性を刃物で襲うことも、指示した組織にも嫌気がさした」などと述べ、事件のあと、工藤会を離脱したいきさつを述べました。
検察は「計画性の高い組織的な犯行だ。組長に次ぐ立場で現場を指揮するなど、果たした役割も必要不可欠だ」などとして懲役4年を求刑しました。
一方、弁護側は「やむなく犯行に及び、罪を認め、謝罪している」などとして刑の配慮を求めました。 最後に守永被告は「今回の事件は自分に責任があります。過ちを忘れることなく、罪を償っていきます」と謝罪しました。https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20200518/5010007958.html
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