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2020年5月 5日 (火)

2020年5月 5日 (火)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(5、6日 単位・レベル)
制服の警察官の姿を見せよ
【治安うんちく】
2009_1228_222559212_20200505204301F1015459-1  街頭犯罪―統計では街頭における暴行や傷害、恐喝、強制わいせつなどの犯罪を言うが、これが激減状態にある。そして今年に入り、不要不急の外出の自粛などもあって街から人が消えたところもあって、街頭での犯罪は「なりを潜めている」と言ってもいいだろう。さらに、警察によっては休業が多い商店街の侵入盗防止のためのパトロールの強化もあってなおさらだ。その街頭犯罪だが、今年に入っても減少傾向は続いている。
 警察庁がまとめた令和2年3月現在の主な街頭犯罪は4万7915件で前年同期に比べて3855件の減。
 年間推移では刑法犯認知件数が最多となった平成14年は163万1000件もあったが、以降は年々減少して令和元年には27万2927件と6分の1に減り、さらに今年はそれを3000件以上も減らしている。                       
 ランキングは東京の7659件、大阪の7537件、埼玉の4151件、愛知の3120件、神奈川の3045件と続く。
 埼玉が876件、大阪が585件も減らしたほか、福岡も440件減の1966件だったことなどが大きい。
 ところが、検挙率が低い。前年より1.2ポイントアップしたものの13.7㌫と10パーそこそこだ。
 ランキングをみても最も高くて広島の54.3㌫。これに石川の43.7㌫、熊本の40.4㌫、北海道の36.8㌫、山形の35.6㌫と続いた。
 これに対して低かったのは青森の3.2㌫、三重の5.3㌫、東京の6.2㌫、千葉の6.8㌫、愛知と大阪、徳島の各7.2㌫などと続く。
 こうした街頭犯罪を防ぐには「検挙」もそうだが、昭和の時代のように「街中に制服の警察官の姿をみせることだ」と言う警察幹部もいる。
 東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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