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2020年4月 5日 (日)

増える「感染経路不明」 調査協力しない人も「どこに感染者いるか分からない自覚を」(5日)共同

京都府内で新型コロナウイルスの感染者が相次いで見つかる中、感染ルート不明の患者が増えている。府や京都市は行動歴などを聴き取る疫学調査を行うが、十分な協力を得られなかったりする場合もあるという。専門家は「自身の感染に気付いていない人が行動している可能性が高く、今後、感染者が急激に増える懸念がある」と危機感を示す。
 府の集計では、1月30日~4月2日に感染が確認された88人のうち、感染ルートが分かっていないのは21%に当たる19人に上る。3月12日に感染が確認された京都市内の60代男性は感染から20日以上たった今も感染源が分かっていないという。その後も感染ルート不明者は連日1、2人と出て、3月30日は新規感染者11人中4人が感染経路不明となった。
 府や市は疫学調査で、本人から行動歴や接触者、どのような会合に参加したか聴き取っているが、高齢でほとんど外出しておらず見当がつかない場合や不特定多数を相手に仕事をしているケース、感染が判明して精神的なショックを受け、聴き取りが進まない人もいるという。 感染症法では疫学調査への協力は努力義務で、応じなくても罰則など強制力はない。中にはプライバシーを理由に協力しない人もいるという。京都市の担当者は「個人情報は絶対に守るので、公益性を考え、協力してもらえるよう説得するしかない」と話す。
 府内で感染が比較的広がっていなかった3月上旬、所属する企業が自主的に従業員の感染を発表したことで感染源の特定につながることもあったが、市の担当者は「現在、感染経路不明として残っている事例はおそらく今後も分かることはないだろう」と明かす。
 感染経路不明の事例は東京都の4割に比べると府内はまだ少なく 、8割近くは特定に至っている。だが、今月2日に記者会見した府医師会の松井道宣会長は「府内でも感染者集団(クラスター)が発生した。どこに感染者がいるか分からないという自覚を持った行動が求められる」と指摘している。
https://www.47news.jp/localnews/4684695.html

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