警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(12、13日 単位・レベル)
警察官がまた犠牲に
【治安うんちく】
新型コロナウイルス感染拡大―緊急事態宣言が出されて不要不急の外出を控えるような対策を講じているのにもかかわらず、依然として治まる気配も感じられない。そんな最中で苦労しているのが治安を守る警察官だ。
兵庫県警神戸西署では警察官8人が感染。大阪府警の西堺署でも男性警察官の感染が確認され30人が自宅待機となった。
さらに警視庁赤坂署では女性警察官が新型コロナに感染、武蔵野署でも警察官の感染が確認されている。それだけではない。なんと皇宮警察本部の幹部護衛官の男性が感染。幸い、護衛官は天皇、皇后両陛下や皇族らとは長期間接触していなかった。
たとえ、どんなことがあろうと警察官の姿を街頭から消すことはできない。西堺署には大阪府警から応援を派遣して市民の治安を守ったり、警視庁でも警察署の機能が低下すれば、犯罪集団などの犯行を防げず、治安の悪化を招きかねないとして大量の応援部隊を派遣するなどして治安の悪化を警戒している。
このコロナウイルス。今年1月26日に中国湖北省武漢市で確認され、東京都の小池知事は武漢市からの帰国者は一定期間、宿泊施設に滞在するよう政府に要求。同月末には政府は「指定感染症」にする政令を施行。強制入院も可能にした。
2月に入っては安倍首相が各種イベントの開催時期の見直に言及。学校が休校になり、民間企業は自宅でのテレワーク。さらに、飲み会や立食パーテイの自粛を要請。不要不急の外出を控えるよう緊急事態宣言に繋がっていく。
警視庁は日本最大の繁華街、新宿・歌舞伎町を訪れている人に外出自粛の協力を呼びかけた。威厳も感じられない白マスク姿の警察官に侘しさを感じた。
甲斐あってか、このところ街から人々が消えている報道が目立つ。
街から人が消え、逆に警察官が多くなれば、本来なら犯罪は消えるはず。犯罪ではないが警察庁によると今年2月の全国における交通事故の発生は前年の2月より2620件も少ない2万7443件だった。この結果、交通事故による負傷者も3348人も減少しているという。
街の治安に影響を与える街頭犯罪は、残念ながら統計は出ていない。しかし、大阪府警の高槻署管内ではひったくりや路上強盗の発生が1件もないという。
コロナウイルスと戦い、自ら犠牲になりながらも国民を守っている警察官に感謝したい。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★コロナ大丈夫か150万詐欺被害 (13日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200412/3030006514.html
★1年間で詐欺被害4回防いだファミマ 店長「コンビニは最後のとりで」 (12日)共同
https://www.kobe-np.co.jp/news/miki/202004/0013264100.shtml
★特殊詐欺、外国人受け子が増加 (11日)西日本
★埼玉の86歳女性、200万円詐取被害 (11日)産経
★特殊詐欺グループ関与の元巡査に懲役5年 横浜地裁(8日)産経
★架空請求詐欺で1200万円被害 (3日)NHK
★高齢女性からキャッシュカード詐取疑い 金融機関の職員装う (2日)産経
★コロナ便乗犯罪に注意を 菅長官、不審電話やメール (2日)産経
★LINEコロナ調査装う詐欺注意 (31日)西日本
★マスク不足、詐欺まがい商法横行 高利回りうたい投資勧誘も (31日)共同
★息子装い500万円詐取容疑 無職男を逮捕 (31日)産経
★特殊詐欺受け子の大学生逮捕 「自暴自棄に」と容疑認める (31日)産経
★詐欺はがき、料金後納を利用 (28日)西日本
★受け子「住む場所や携帯電話与えられ 辞めさせてもらえず」 (26日)NHK
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