返納後に「無免許運転」 高齢者の事故や検挙相次ぐ(5日)日経
運転免許証を自主返納した高齢者が車を運転して事故を起こしたり、無免許運転で検挙されたりする事例が全国で頻発している。生活の足を失った不便さに加え、認知症で免許がないことを忘れてしまうケースなどが目立つという。2019年に60万件を超えた自主返納。交通手段が乏しくなる高齢者への支援が重要になっている。
「ふらふらと蛇行している車がいます」。1月上旬の夕方、千葉県警松戸署員が受けた通報。署員は現場に急行し、県道で軽貨物自動車を停止させた。運転していた男性(86)の呼気からは基準を上回るアルコールが検出され、県警は道路交通法違反(酒気帯び運転)で現行犯逮捕した。
男性は調べに対し「自宅で焼酎を飲んで、子どもを車で迎えにいく途中だった」と供述し、19年9月に免許を自主返納していたことが判明した。男性には認知症の疑いがあるという。
19年6月には、群馬県太田市で80代男性が軽トラックを運転し、自転車の高校生に衝突して軽傷を負わせる事件が起きた。自動車運転処罰法違反(無免許運転過失致傷)の疑いで現行犯逮捕された男性は2カ月前に免許を自主返納したばかり。「普段送迎してくれる家族が不在で、つい運転してしまった」と話した。
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57386780Q0A330C2CE0000/
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