「止まってくれないドライバー」正体は… 栃木県警が啓発CM第2弾(3日)産経
「信号機のない横断歩道前での車両の一時停止率」が低迷し続ける栃木県。状況の改善を目指し県警と県交通安全協会は、昨年制作した一時停止を呼びかけるCMの第2弾「まだまだ止まってくれない栃木県」の放映を3日に始めた。また「春の交通安全県民総ぐるみ運動」(6~15日)に合わせて取り締まりも強化し、一時停止率の向上へ力を注ぐ。
CM第2弾に登場するのは、横断歩道の前で一時停止せずに女性の横断を妨げた男性ドライバー。横断できなかった女性は、その男性の交際相手だったというコミカルな内容だ。とちぎテレビで夕方と夜のニュース番組で流されるほか、ケーブルテレビ各社にも放映を依頼する。
県警の吉田英生交通部長は「第2弾も非常にインパクトのある内容に仕上がった。一時停止はマナーではなくルール。歩行者を優先させるという認識を持ち、交通安全に努めてほしい」と呼びかけている。
信号機のない横断歩道では、車両は一時停止をして横断者を優先させるのが原則で、違反には罰則が定められている。しかし日本自動車連盟(JAF)が平成30年に行った調査では、県内の一時停止率は0・9%で全国ワースト。CM第1弾を公開した後の昨年の調査では同13・2%、全国29位と改善したが、依然低い状況が続いている。
新型コロナウイルスの影響で交通安全啓発イベントの多くが中止となる中、県警は「CMは外出せずに見られる」と、効果に期待している。
CM第1弾は県交通安全協会のホームページで公開しており、第2弾も公開予定だ。(根本和哉)
https://www.sankei.com/affairs/news/200403/afr2004030016-n1.html
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