警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日 単位・レベル)
さらなる配慮が必要だ
【治安うんちく】
全国民に一律10万円の現金を配る「特別定額給付金」に関し、DV(夫婦間暴力)被害者への給付金の支給も決まった。人権を無視するDV犯罪となれば当然の支援策だ。特に、新型コロナウイルス問題では在宅勤務と外出自粛で夫が家庭にいるためDVや虐待が多くなっていると聞く。
報道によればこの給付金だが、世帯主が一括申請して振り込まれるという。
夫婦間暴力は場合によっては被害者の生命に危険が及ぶことが多い。この被害者を救うため「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」に基づき、被害者を加害者から守るためのひとつとして別居するという手段がある。そして「住民基本台帳制度におけるDV等被害者の支援措置」で、別居先の住民票も非開示にできるのだ。
給付金支給では、家主が申請してその元にお金が送られてくる。被害者は逃げているのだから、当然、受け取りに来られない。
別居の申請をしていれば受け取ることができるが、DVなんていうのはそんな単純なものではない。
誰にも相談できずに、ひっそりと暮らしている被害者も多い。手続きなんて言っていられないほど締め付けがすごく、「逃げろ」と言っても行動がとれないほど精神的にも追い込まれている人も多い。こうした被害者は給付金は受け取れないことになるのでは…
特に今回は、逃げようと言っても夫が自宅にいて監視されているため動けない。結局、その支援金は加害者である家主が自由に使えることになる。
本当に救うなら、さらなる対策が必要では。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★横浜の80代女性 2千万円詐欺被害 (23日)産経
https://www.sankei.com/affairs/news/200423/afr2004230016-n1.html
★10万円給付「詐欺に注意を」青森県警呼び掛け (23日)共同
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/344062
★川崎の80代男性 1500万円特殊詐欺被害 (22日)産経
★「詐欺の犯人リストにあなたの名前」カード詐取、71歳女性が100万円被害 (22日)共同
★コロナで在宅、狙われる高齢者 訪問盗や特殊詐欺 (21日)日経
★埼玉の76歳女性 1000万円詐取被害 (20日)産経
★感染拡大を悪用 特殊詐欺が急増 (20日)NHK
★SNS上で“闇バイト”の勧誘相次ぐ 新型コロナ影響 (19日)NHK
★「在宅でもうかる」SNSで暗躍 休業不安つけ込む (19日)日経
★「給付金10万円」申請代行を勧誘する不審メール (19日)共同
★警官3人の説得むなしく 500万円引き出し詐欺被害に (18日)朝日
★譲渡目的で口座開設 容疑で川崎の男逮捕 背後にヤミ金か (16日)産経
★「コロナ関連の休業補償の申請で…」 厚労省職員名乗る不審電話 福岡県飯塚市の会社に (14日)西日本
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