警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日 単位・レベル)
目標はどうなった
【治安うんちく】
新型コロナウイルス問題で外出の自粛などから交通量が減り、交通事故も減少するのではないかと期待しているが、逆にスピードの出しすぎなどの事故の懸念もある。
さて、内閣府による第10次交通安全基本計画はどうなっているのか…交通事故死者数が戦後最も少なかった令和元年は3215人だったが、基本計画では今年は死者を2500人に抑える目標がたてられている。
警察庁によると令和2年3月現在の交通事故発生件数は8万2729件で前年同期より1万2393件の減少。しかし、死者数は748人で同12人の増加だ。
今年の死者の特徴と言えばなぜか高齢者に加えて若年層が増加傾向にある。死者を年齢別にみると、65歳以上の高齢者で増加したのは75歳から79歳が7人増、65歳から69歳が同7人増だが、85歳以上となると10人の減少。
一方、4歳以下が2人の増加で、5歳から9歳も1人、10歳から14歳も1人のそれぞれ増加。15歳から19歳も4人増えている。
高齢者対策として運転免許の自首返納などの対策が取られているが、10歳代の抑止策も必要のようだ。
発生件数のランキングは大阪の2413件、東京の2270件、愛知の2201件、福岡の1836件、神奈川の1797件など。中でも東京と愛知がそれぞれ627件も減らしている。
死者のランキングは神奈川の17人、静岡の14人、埼玉の13人、愛知と福岡の各11人などど続いている。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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