ミツバチ盗難被害相次ぐ 豪雨災害で全国的不足 背景か (3日)NHK
果物や野菜の栽培に必要なミツバチが盗まれる被害が各地の養蜂場で相次いでいることが、養蜂業者の団体などへの取材でわかりました。ミツバチは去年の豪雨災害で巣箱が被害を受けたことなどから全国的に不足していて、団体は盗難被害の実態調査を始めるとともに養蜂業者に対策を呼びかけています。
ミツバチは果物や野菜の栽培で花粉を交配させるために使われていて、農家が養蜂業者からミツバチを借りたり、買ったりして活用しています。
今の時期は九州などの農家で、メロンやスイカの花粉の交配が盛んに行われていますが、熊本県湯前町の木野楠郎さんの養蜂場では、先月、農家に貸し出す予定だったミツバチの巣箱、38箱が盗まれたということです。
被害額は150万円に上るということで、木野さんは「1年かけて育ててきた蜂がだめになってしまいつらいです」と話していました。
全国およそ3000の養蜂業者で作る「日本養蜂協会」などによりますと、ミツバチの盗難被害は、先月以降、把握できているだけで熊本県で2件、鹿児島県で3件、福島県で1件の合わせて6件に上っているということです。
背景には、去年10月の豪雨災害で各地の河川敷などで育てられていたミツバチの巣箱が大量に流されたことなどによる全国的なミツバチ不足があるとみられるということです。
ミツバチの確保が難しくなっている農家も出てきているということで、協会は盗難被害の実態調査を始めるとともに、全国の養蜂業者に対し養蜂場に柵や監視カメラを設置するなどの対策を取るよう呼びかけています。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200303/k10012310631000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_006
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