警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安(２、３日　単位・レベル)
ウイルスより危険だ
【治安うんちく】
　中国公船による我が国への接続水域や領海内への侵入が止まらない。２日、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域で中国海警局の船２隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。１３日連続だという。
　海上保安庁の尖閣諸島周辺海域における中国公船の動向によると今年に入り、１月現在の接続水域内で確認されたのは９８隻。領海内では８隻が確認されている。
　中国公船が接続海域で初めて確認されたのが、平成２０年。中国の胡錦涛国家主席が来日して当時の福田総理と「戦略的互恵関係」の推進に関して共同声明を出したその半年後の１２月に接続水域と領海内で２隻が確認された。
　年間の推移をみると接続水域内では同２２年９月には延べ２４隻を確認。その後は一桁台で確認されていたが同２４年１１月には一気に増加して１２４隻となり、さらに同２５年６月には１０４隻、同２８年の８月には１４７隻という最多を記録した。その後、令和元年５月に１３２隻が確認されている。
　一方、領海内になると平成２０年の後は同２４年７月に４隻を確認。１０月には１９隻、翌年の８月には最多の２８隻にも及んだ。
　そして同２８年８月には２３隻を確認された後は減少し、同３０年１２月は確認されなかったが、以降は１０隻台で推移。令和元年１２月には１２隻が確認されている。
　この領海侵犯ー平成２７年１２月には機関砲を搭載した公船が接続水域で確認されるなど、年々エスカレートしている。
　新型コロナウイルスは人命を奪っているが、今のところ公船は静かだが、一触即発の危険性をはらんでいる。コロナウイルスよりも厄介なものである。
　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

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https://www.sankei.com/affairs/news/200302/afr2003020013-n1.html

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