警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安(１０１１日　単位・レベル)
民度が疑われるぜ
【治安うんちく】
　本来なら人間社会で最も信頼すべき人とは妻であり、子供、そして親だろう。ところが、信じられない世の中になっている。
　…　…　…　…　…
　警察庁によると令和元年の配偶者からの暴力事犯（DV）での相談件数は８万２２０７件になった。前年より４７２５件も増加している。   
　そればかりではない。平成１３年には３６０８件の件数だったが、階段を上るように毎年増え続けている。同２６年には５万９０７２件となり、そして令和元年には１３年の２２倍強になってしまった。
　一方、検挙率もウナギのぼりで９０９０件になり、平成１５年の１０６０件の９倍にもなっている。
　被害者の年齢をみると最も多いのは３０歳代で全体の２７．６%を占めている。これに４０歳代の２４．０%、２０歳代の２３．６%と続く。
　一方、加害者になるとやはり３０歳代が２６．９%で、４０歳代の２４．９%、２０歳代の２０．７%と続くなど、被害者、加害者とも同じ年代に集中している。
　被害者と加害者の関係では婚姻関係が７５．６%で、内因関係は７．５㌫と少ない。
　WHOによるとDV経験率の先進国との比較（２０００年、２００８年）によると、身体的暴力を受けた女性の比率はトルコがトップで３９%。これにチェコの３５%、ニュージーランドの３４%と続き、日本は１１位の１３%だった。
　一方、性的暴力は英国の２４%を頭にニュージーランドの１８%と続くが日本はデンマーク、イタリアとともに６%で９位だった。
　 首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

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