警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日 単位・レベル)
ストーカーは減ってはいるが
【治安うんちく】
19歳の女性にストーカー行為をして警察から警告を受けていた男(21)が、女性をホテルに呼び出したが逃げられた。通報されるのを恐れた男は逃げるため隣のビルに飛び移ったものの、ビルから降りられずに逮捕されるという間抜けなストーカーが9日、逮捕された。
一方、こちらは50歳の医師。41歳の看護師にストーカー行為をしたとしてストーカー規制法違反容疑で岐阜県警に逮捕された。老いも若きも恋心に年齢は関係ないものね、このストーカーが減少傾向にあるのだが…
警察庁によると令和元年のストーカー規制法に基づく行政指導は前年に比べて減少している。
同法に基づく警告は2050件で前年より399件減り、過去5年間で最も少なかった。しかし、禁止命令は1375件で同218件の増。この結果、行政措置件数は181件の減少。
一方、刑法、特別法での検挙件数は1491件で同103件の減。罪種別でみると最も多かったのは住居侵入で303件。これに脅迫の277件、暴行の139件と続くが殺人はなかった。
また、ストーカー規制法違反での検挙は864件で6件の減少。この中でストーカー行為罪は748件、禁止命令違反は116件で過去5年間で最も多かった。
これに対して警察の措置は「被害者への防犯指導」が2030件。このうち「加害者への指導警告」は1164件ある。そして警察は被害者周辺のパトロールを5788件も実施して被害防止に当たった。
さらに、警察本部長等への援助申出の受理件数は8069件あり、被害防止措置の教示が1769件、被害防止交渉に必要な事項の連絡が673件のほか、525件の助言を行っている。
この事件だけは、完璧に防ぐのには24時間の身辺警護以外に防げないという怖い事件だ。「警察に相談していたのに…」と、何度も結果を問われている。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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