男性首相補佐官と女性厚労官僚が海外出張で泊まった「コネクティングルーム」ってなに?(21日)共同
和泉洋人首相補佐官と厚生労働省の大坪寛子官房審議官が、海外出張で互いの部屋を行き来できる「コネクティングルーム」に宿泊した問題。野党は「税金を使った公私混同」と批判しており、十九日には安倍晋三首相が国民に疑念を持たれない行動をするよう和泉氏を注意したことが明らかになった。通常、このタイプの部屋はどういう人がどんな目的で利用するのだろうか。(石井紀代美)
コネクティングルームについては、「週刊文春」が二〇一八年のインド出張で使用されたと報道。大坪氏は七日の衆院予算委員会で、「和泉氏が出張前に体調を崩し、万全を期すため、医師免許を持つ人間として同行した」と述べた。
その後の同委員会で、外務省の担当者が、ミャンマー、中国、フィリピンの出張も含めコネクティングルームの利用は四回あり、部屋割りは補佐官室の指示で行われていたと答弁。十九日には、菅義偉官房長官が首相の注意を明らかにしたうえで、「公私は分けていると聞いている」との認識を示した。
そもそもコネクティングルームとは、どんな部屋なのか。旅行会社で勤務した経験がある旅行ジャーナリストの大川原明氏は、同タイプの部屋に宿泊したことがあるという。
「部屋同士を接続するドアを開けっ放しにしておくと部屋が広く感じるし、自由に行き来できる。いったん廊下に出て、相手の部屋をノックし、ドアが開くのを待つ煩わしさがないのが最大の特徴だ」
中でつながってはいるが、部屋番号は別々で、予約上も別の部屋になる。宿泊料は、通常の二部屋分と変わらない。「いわゆる途上国でも、高級ホテルは大抵ある。国内のビジネスホテルでは見られないが、シティーホテルなどでは珍しくない」
◆家族連れや友人グループに人気
どんな人が使うのか。同タイプの部屋を複数用意する国内高級ホテルの広報担当…
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202002/CK2020022002100047.html
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