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2020年2月19日 (水)

新城の駐在さん、地域とともに23年間 惜しまれ引退へ(19日)共同

新城署の海老駐在所で二十三年勤務してきた請井延好(のぶよし)さん(64)が三月、引退する。子どものころに憧れた「駐在さん」として地域とともに過ごしてきた。「もっとやってほしかった」との住民の声に感謝しながら、警察官の制服を脱ぐ。
 請井さんは新城市七郷一色地区出身。子ども時代、小中学校にやってくる駐在所の警察官に親しみを持ち、「『駐在さん』になりたい」と、高校卒業後に県警に入った。名古屋・中川署や西尾署勤務を経て、妻と二男二女を伴って海老駐在所に着任したのは一九九七年だった。
 担当エリアは、山あいにある新城市の海老・連合・四谷地区。現在は約三百人が暮らす。赴任当初、中学一年になったばかりの長女のセーラー服の仕立てが入学式に間に合わず、地域の人がお下がりを探し回って貸してくれたのが最初の思い出だ。
 「山の細い道に県外ナンバーが止まっている」との住民からの電話が、ウグイスの違法飼育事件の摘発につながったことも。勝手に山菜を摘んだ観光客とそれを注意した住民の仲裁もした。休日には、地域の運動会に参加したり、葬儀の受け付けを担当したりと地域に溶け込んだ。
 長い駐在所勤務の間には、過疎地の警察官としての緊張感を一層強くした出来事もあった。直接の担当エリアではないが、故郷の七郷一色で二〇一六年に独り暮らしの高齢女性の遺体が見つかった事件だ。
 被害者に悪意を持って近づいた二人が死体遺棄などの容疑で逮捕され、有罪となっている。「話し相手がおらん寂しさに付け込んでくる。わしらがもっとこまめに行って話を聞かなければ」。「駐在さん」としてより巡回に没頭していったという。
 十歳の定年後は、一年更新の再任用を四年続けてきた。今は、家族と引っ越し準備の真っ最中。荷造りに追われつつ、地区で有名な川売(かおれ)の梅の花が咲くのを楽しみにしている。
 千五百本が植わる梅の里では毎春、大型観光バスが路地に迷い込んで方向を変えられなくなる例が多発する。地区の住民たちとバスの誘導に駆け回るのが、「駐在さん」の最後の仕事になりそうだ。
https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20200219/CK2020021902000012.html

 


 (山谷柾裕)

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