関空の「大きな欠陥」突く ゴーン被告支援チーム、20回超訪日―米紙(7日)時事
【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は6日、日本から逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の協力者が逃亡計画実行の約3カ月前に関西空港を下見し、保安上の「大きな欠陥」に気付いたと報じた。事情を知る人物の話として伝えた。
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同紙によると、被告の逃亡は数カ月前から計画され、さまざまな国籍を持つ10~15人のチームが関与。20回超の訪日で少なくとも10空港の下見を行い関空を選んだ。計画は総額で数百万ドル(数億円)かかったとされる。
同紙は先に、被告が音響機器用のケースに潜んでプライベートジェット(PJ)に乗り込み、日本を脱出したと報道。トルコまで元米陸軍特殊部隊員ら2人が同行していた。事情を知る人物は同紙に、関空のPJ用ターミナルは、PJがターミナルに入る時以外は基本的に人けがなく、大き過ぎる荷物は空港のスキャナー装置で検査できないと語った。
関空運営会社の広報担当者は同紙に関空のセキュリティーチェックは日本国内の他の空港と変わらず、スキャナー装置で検査できない荷物は開けて調べることになっていると説明。一方、専門家は同紙にPJはテロのリスクが低いとされるため、必ずしも検査は行われていないと指摘した。
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