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2020年1月 4日 (土)

チェック手薄な年末狙う/楽器の箱に潜み機内へ 友人、ゴーン被告関係者から聞く(4日)共同

ゴーン被告が日本をどう脱出したのかについて、被告の十年来の友人でコンサル業イマド・アジャミさん(72)が三日、東京都内で本紙の取材に応じ、「カルロスは日本の空港のセキュリティーに詳しく、年末のチェックの薄さを狙って出国したのでは」と述べた。
 アジャミさんがベイルート在住の被告と近い人物から聞いた話によると、昨年十二月下旬の夜、東京都港区のゴーン被告の自宅で開かれたパーティーに合わせ、綿密な計画が練られていた。外国人バンドの演奏で盛り上がる中、演奏者と一緒に警備会社の男二人が紛れ込み終了後、チェロの収納箱に潜んだ被告をトラックで運び出す算段だったという。それぞれレバノンと米国の警備会社所属だというこの二人以外、誰も計画を知らなかったとみられる。

 ゴーン被告は関西空港から出たとの海外報道もあるが、近い人物の話では、被告が隠れた箱は「関西の地方空港」でプライベートジェットに積み込まれ、被告は手続きを経ずに出国したという。アジャミさんは「カルロスはジェット機で何百回と来日し、どの空港のセキュリティーが手薄か知り尽くしている」と指摘。「カルロスは非常に賢く、人の出入りの多い年末を狙ったのだろう」と話した。
 アジャミさんは二〇一八年十一月に被告が逮捕された直後、レバノンやフランスの仲間と支援団体を設立、役員を務める。拘置所で何度も面会し、オレンジの一種のマンダリンなどの差し入れが喜ばれたという。逃亡について「びっくりした」と語った上で、「彼の身になれば、日本を出たくなる気持ちも分かる」と理解を示した。 (蜘手美鶴)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202001/CK2020010402000129.html

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