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2020年1月14日 (火)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(14、15日 単位・レベル)
なんでこうなるの?
【治安うんちく】
2009_1228_222559212_20200114213601F1015324-1    静岡県警は13日、自宅で中学生の息子の胸ぐらをつかんだとして、暴行の疑いで県警高速隊の男性警部補(45)を現行犯逮捕した。
 県警によると、息子は、警部補と30代の妻との口論を止めに入った際に暴行を受けたといい、「父から暴力を受けた」と自ら110番した。息子と妻にけがはなかった。
 報道によると逮捕容疑は「13日午前10時15分ごろ、自宅で10代の息子の胸ぐらをつかんだ疑い。」としか書いていない。
 これ、事件か?親子喧嘩だろう。
 ところが、こうした少年による家庭暴力だが、その対象者となる多くが母親だという。
 警察庁によると平成29年の少年による家庭内暴力対象別によると、総数2996件のうち、母親が対象となったのは1861件で全体の62.1%を占めた。これに父親が対象は329件で11.0%、兄弟姉妹対象は239件で8.0%、同居の親族が対象が147件で4.9%などと続いている。
 特に、近年は殺人事件を含めて家族・親族間の事件が多く、家庭の崩壊とも叫ばれている時代。本来は父親が家長で家族にとっては大事な指導者だった。こうして絆は結ばれ統制がとれていた。その親に統率能力がなくなり、「家督」なる言葉も失い、兄弟姉妹もそれぞれが「人権」などを主張して家庭の崩壊へとつながった。
 今回の事件、口論の夫婦喧嘩の仲裁に入った息子と喧嘩当事者の父親が行動に出たのを「暴行」と判断。110番通報。駆け付けた警察官も事件化してしまった。
 凶器を持ったり、殴り続けて身の危険もあるならともかく単なる「仲裁」に過ぎない。息子も母親にもケガがなく事件の一歩手前だ。
 事件になる前の犯罪の抑止ーこの徹底が平成16年の警察改革だったはずだ。
 「事件発生前の未然防止のための指導」ーこれが警察の基本だ。そのために相談業務の充実をしたはずだ。もちろん、父親も警察官とは到底言えないのは当然だが…この行動や家庭事情も把握していなかったのは人事管理の怠慢である。
 首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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