警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安(３１、１日　単位・レベル)
国民の監視の目が必要だ
【治安うんちく】
　今、治安上で大きな問題の一つが特殊詐欺。銀行など金融機関の窓口担当者の通報に加えて一般人からの通報など国民あげての監視の目は強くなっている。
　３１日には、なんとタクシー運転手が「乗客の女が不審だ」とタクシー会社に連絡。会社から通報を受けた警察が埼玉県蓮田市内で女を逮捕するという見事な連携があった。女は、蓮田市内の８５歳の男性から、１００万円をだまし取ろうとした詐欺の受け子だったとみられる。

　そのほかにも次のような連携逮捕がある。
★高級車に乗り 不審な動き、詐欺グループ“受け子”の男逮捕(１３日)
★「お金貸して」と電話、詐欺未遂容疑で男逮捕　電話の女性が通報、指定した場所で警察官が職務質問／浦和署(８日)共同
★祖父の特殊詐欺を防いだ高校生の孫に感謝状、警視庁（１７日）TBS
★ヤマト配達員機転、特殊詐欺防ぐ（１０日）西日本
★地名読めず…タクシーが不審客通報　詐欺逮捕、県警が感謝状（３０日）共同
★空き部屋あてに宅配便　配達員が防いだ特殊詐欺被害 　現金送らせる「送付型」手口で悪用（２日）日経
　…　…　…　…　…　
いわゆる特殊詐欺―警察庁によると、統計のある平成１６年の認知件数は２万５６６７件もあった。以後、増減を繰り返して同３０年には１万７８４４件になるなど減少はしているものの依然として多すぎる。
　検挙件数の過去１０年の推移をみると、平成２１年には５６６９件。同２３年には最低の２５５６件となったものの、以後は上昇に入り、同２７年には４０００件を突破。さらに増加し続けて同３０年には５１５９件になっている。
　これまでの検挙で拠点となっていた都市で圧倒的に多いのは東京で３８か所。千葉と神奈川が各５か所と続き埼玉、福岡、大阪、香川、栃木、兵庫、佐賀でも拠点があった。
　これらの都市で犯行現場となったのが賃貸マンションの４７か所。これに賃貸オフィス、ホテルなどと続く。
　中にはキャンピングカーで移動しながら詐欺を働いていた３５歳の男が警視庁に逮捕されるなど想像もできない手口もあった。
　警察、金融機関、国民の目が撲滅には大事な要素だ。
　　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

★不審な女、タクシー乗る…連絡受けた警官が女発見　詐欺発覚、容疑で逮捕　狙われた男性救われる／岩槻署 (３１日)共同
https://this.kiji.is/595746547395232865?c=39546741839462401

★横浜の８０代からカード盗んだ疑い　「受け子」の大学生逮捕 (３０日)産経
★偶然…防犯カメラに映った詐欺犯、警官が立ち寄った先の路上で発見　容疑で逮捕　犯行を認める／所沢署 (３０日)共同
★相模原市内で特殊詐欺グループによる被害相次ぐ (３０日)産経

★松雪さん（小郡市）に感謝状　ニセ電話詐欺未然に防ぐ（２９日）共同 

★“病院前に薬局出店できる” ２億円詐取か 69歳男ら２人逮捕 (２８日)NHK
★“病院前に薬局出店できる” ２億円詐取か 69歳男ら２人逮捕 (２８日)NHK
★1億5千万円特殊詐欺被害、愛知 80代女性、現金を宅配便で (２８日)共同
★段ボールで２９００万円送らされる被害　大阪の８０代女性 (２７日)産経
★「不倫の示談金必要」　８０代男性、１０００万円だまし取られる (２７日)産経
★タイ拠点の特殊詐欺事件、主犯格２人逮捕　指示役か (１６日)産経
★村のバス運転手お手柄　乗客の詐欺被害防ぐ　福岡・田川署が感謝状 (１６日)西日本
★高級車に乗り 不審な動き、詐欺グループ“受け子”の男逮捕 (１２日)TBS
★特殊詐欺グループの女、空港で確保の一部始終 (12日)TBS
★次々と詐欺電話、８０歳女性が９０００万円被害　大分 (１０日)朝日
★千葉・船橋　ヤマト運輸かたる電話に注意　「伝票濡れて読めない」個人情報聞き出す (１０日)産経