警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安(１３、１４日　単位・レベル)

重要窃盗犯も減少
【治安うんちく】
　 今年も、警視庁武蔵野署の武道始めに招待された。同署の武道始めは柔剣道の少年による試合も行われる。出場選手紹介では「〇〇になりたい」と将来の希望まで紹介される。これが実に楽しい。今年も「優秀なŪ ちゅう バーになりたい」「一流企業のサラリーマン」「お医者さん」など数々あるが、中には「警察官になりたい」という少年もいて、場内からは拍手が起きる。「警察官になります」といった男児は残念ながら敗退―場内からはため息がもれていた。
　この光景を見ていて、先日、朝日新聞のメディア版に、４００人以上のすり犯を逮捕した刑事のニュースが掲載されていたことを思い出した。高校卒業後、鉄道公安官として線路のパトロールなどを担当していたが、民営化に伴い愛知県警の警察官となり、捜査３課で活躍している警部補（５８）の話だ。すり犯捜査に何度も同行したが、まさに「職人」だった。
　負けた少年に心からエールを送った。「人間万事塞翁が馬」だと……
　このすり犯は重要窃盗犯の中に入っている。
　…　…　…　…　…
　警察庁によると令和元年１１月現在の重要窃盗犯の認知件数は６万３６７３件で前年同期より４７３７件の減少。
　最も多いのは侵入盗の５万２７８０件で同４７３７件の減。自動車盗が６５５７件で同１４７０件の減。ひったくりが１４５６件で同３２０件の減。そしてすりが２８８０件で同１０６件の減となっている。
　ランキングは東京の５７３２件、埼玉の４９６９件、大阪の４７０１件、千葉の４５６１件、愛知の４４９１件の順。
　一方検挙率は６３．６%もある。ランキングは和歌山の１４６．１%、鹿児島の１０１．６%、熊本の１００．７%、大分の８９．３%、鳥取の８１．５%と続く。
　低かったのは岐阜の３８．６%、京都の４７．３%、福島の５０．４%、大阪の５０．８%、千葉の５１．０%など。
　認知件数が最も多かった東京は、なんと前年より１６．５ポイントも下がり６９．３%だった。残り１か月、余罪を出せばいい。
　　　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

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★特殊詐欺グループの女、空港で確保の一部始終 (12日)TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3877420.html

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