警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日 単位・レベル)
MDMAの摘発が増加
【治安うんちく】

昨年は女優の沢尻エリカ容疑者(33)が合成麻薬MDMAを所持したとして、警視庁に逮捕されたかと思うと、元タレントの田代まさし容疑者(63)が覚醒剤取締法違反で宮城県警に逮捕された。さらに、静岡県伊豆半島の沖合でみつかった不審船からはおよそ800㌔、末端価格にして480億円分の覚醒剤が押収されるなど、薬物事犯が目立った年だった。
そんな中で朝日新聞は「日本を覚醒剤の消費大国と見定めた海外の犯罪組織が国内の暴力団と組んで大量に運び込んでいる」というスクープ記事を書いた。
以下は昨年12月中にマスコミが取り上げた薬物事犯の見出しの一部だ。
★複数の暴力団が協力して覚醒剤密輸か 約590キロ押収(30日)朝日
★今月摘発“瀬取り”で密輸か、覚醒剤600キロ公開(26日)TBS
★MDMA1万錠、仏から密輸容疑 米国籍の男を逮捕 福岡県警(26日)西日本
★宅配便で覚醒剤を売買、男4人逮捕 容疑で福井県警、携帯で注文か(20日)共同
★島根の漁港にコカイン1キロ 海外から漂着か(19日)産経
★合成麻薬MDMA1万錠を密輸 英国人の男を逮捕・起訴 (13日)NHK
★熊本の港で覚醒剤600キロ押収 男女11人逮捕、瀬取りか(12日)共同
★大量の覚醒剤“瀬取り”か、台湾の男ら8人逮捕(12日)TBS
★MDMA1万錠密輸疑い ドイツ人男を逮捕(10日)産経
★覚せい剤12キロ所持容疑 密売用か、組員逮捕―大阪府警(9日)時事
… … … … …
平成30年に全国の税関が摘発した薬物情勢によると、最も増加幅が多きかったのは沢尻容疑者の逮捕容疑のMDMA。前年から増加傾向に転じている。
平成30年の摘発件数は59件で前年に比べて11件の増加。他の薬物に比べて数字的には小さいが、急激に浸透しつつあることが懸念される。平成26年の摘発件数は5件。それが翌年には23件に急増し、以後は増加し続けているのだ。押収量に至っては平成26年が0だったが同28年には1㌔になり、さらに同30年には9㌔と激増している。
他に注目すべきはコカインの増加。30年の摘発件数は56件。過去5年間で最悪の数字だ。特に、28年が12件だったが29年には24件と倍増、さらに30年には倍増している。
勿論、薬物事犯では最も浸透しているのが覚醒剤。数字が違いすぎる。平成30年の摘発件数は171件で押収量は1156㌔にもなる。ところがこの覚醒剤が減少傾向にあるのに大麻は増加している。30年の摘発は230件で過去5年間で最も多い。押収量にいたっては156㌔。平成28年には9㌔だったが29年には131㌔と激増して30年には最高の数字となっている。
暴力団の壊滅作戦が続いているが、最も苦しいのは資金面だろう。朝日新聞の言うように、そこに海外犯罪組織が目をつけたとすれば、由々しき問題だが、いまのところ摘発がすごいので、令和の時代もまた戦いは続くだろう。
首都・東京感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★店長が機転 携帯電話で話す女性客に声掛け、相手の電話番号をネットで調べたら詐欺犯 客を説得 県警表彰 (1日)共同
★「詐欺ではないですか?」聞けたら…コンビニ店員の葛藤 (29日)朝日
★警察官が説得も…80代夫婦がオレオレ詐欺で1000万円被害 (27日)産経
★77歳女性400万円だまし取られる 大津、息子名乗る男から (27日)共同
★「割り印するので印鑑用意して」 受け子か、窃盗容疑で名古屋の高校生逮捕 (26日)産経
★女性1300万円被害 「日本再生機構」から詐欺電話「あなたのせいで逮捕された」…信じて現金渡す/川口 (25日)共同
★タイ人が特殊詐欺の受け子か 容疑で大阪府警逮捕 (24日)産経
★年末年始 特殊詐欺に注意を、警察が電話音声公開 (24日)TBS
★私はだまされないNo1135 (24日)NHK
★特殊詐欺、暴力団トップ責任認定 「実行過程で威力」も適用 (19日)共同
★警官など名乗る偽電話で1000万円だまし取られたか 佐賀県小城市の高齢男性 警察が警戒促す (18日)西日本
★SNSでうその融資話か 19歳逮捕 トラブル相次ぐ個人間融資 (17日)NHK
★詐欺防いだコンビニ経営者を表彰 (13日)NHK★特殊詐欺で1500万円被害 (12日)NHK
MDMAの摘発が増加
【治安うんちく】


そんな中で朝日新聞は「日本を覚醒剤の消費大国と見定めた海外の犯罪組織が国内の暴力団と組んで大量に運び込んでいる」というスクープ記事を書いた。
以下は昨年12月中にマスコミが取り上げた薬物事犯の見出しの一部だ。
★複数の暴力団が協力して覚醒剤密輸か 約590キロ押収(30日)朝日
★今月摘発“瀬取り”で密輸か、覚醒剤600キロ公開(26日)TBS
★MDMA1万錠、仏から密輸容疑 米国籍の男を逮捕 福岡県警(26日)西日本
★宅配便で覚醒剤を売買、男4人逮捕 容疑で福井県警、携帯で注文か(20日)共同
★島根の漁港にコカイン1キロ 海外から漂着か(19日)産経
★合成麻薬MDMA1万錠を密輸 英国人の男を逮捕・起訴 (13日)NHK
★熊本の港で覚醒剤600キロ押収 男女11人逮捕、瀬取りか(12日)共同
★大量の覚醒剤“瀬取り”か、台湾の男ら8人逮捕(12日)TBS
★MDMA1万錠密輸疑い ドイツ人男を逮捕(10日)産経
★覚せい剤12キロ所持容疑 密売用か、組員逮捕―大阪府警(9日)時事
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平成30年に全国の税関が摘発した薬物情勢によると、最も増加幅が多きかったのは沢尻容疑者の逮捕容疑のMDMA。前年から増加傾向に転じている。
平成30年の摘発件数は59件で前年に比べて11件の増加。他の薬物に比べて数字的には小さいが、急激に浸透しつつあることが懸念される。平成26年の摘発件数は5件。それが翌年には23件に急増し、以後は増加し続けているのだ。押収量に至っては平成26年が0だったが同28年には1㌔になり、さらに同30年には9㌔と激増している。
他に注目すべきはコカインの増加。30年の摘発件数は56件。過去5年間で最悪の数字だ。特に、28年が12件だったが29年には24件と倍増、さらに30年には倍増している。
勿論、薬物事犯では最も浸透しているのが覚醒剤。数字が違いすぎる。平成30年の摘発件数は171件で押収量は1156㌔にもなる。ところがこの覚醒剤が減少傾向にあるのに大麻は増加している。30年の摘発は230件で過去5年間で最も多い。押収量にいたっては156㌔。平成28年には9㌔だったが29年には131㌔と激増して30年には最高の数字となっている。
暴力団の壊滅作戦が続いているが、最も苦しいのは資金面だろう。朝日新聞の言うように、そこに海外犯罪組織が目をつけたとすれば、由々しき問題だが、いまのところ摘発がすごいので、令和の時代もまた戦いは続くだろう。
首都・東京感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

★店長が機転 携帯電話で話す女性客に声掛け、相手の電話番号をネットで調べたら詐欺犯 客を説得 県警表彰 (1日)共同
★「詐欺ではないですか?」聞けたら…コンビニ店員の葛藤 (29日)朝日
★警察官が説得も…80代夫婦がオレオレ詐欺で1000万円被害 (27日)産経
★77歳女性400万円だまし取られる 大津、息子名乗る男から (27日)共同
★「割り印するので印鑑用意して」 受け子か、窃盗容疑で名古屋の高校生逮捕 (26日)産経
★女性1300万円被害 「日本再生機構」から詐欺電話「あなたのせいで逮捕された」…信じて現金渡す/川口 (25日)共同
★タイ人が特殊詐欺の受け子か 容疑で大阪府警逮捕 (24日)産経
★年末年始 特殊詐欺に注意を、警察が電話音声公開 (24日)TBS
★私はだまされないNo1135 (24日)NHK
★特殊詐欺、暴力団トップ責任認定 「実行過程で威力」も適用 (19日)共同
★警官など名乗る偽電話で1000万円だまし取られたか 佐賀県小城市の高齢男性 警察が警戒促す (18日)西日本
★SNSでうその融資話か 19歳逮捕 トラブル相次ぐ個人間融資 (17日)NHK
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