防衛省 辺野古埋め立て約10年に延ばす方向で調整 (23日)NHK
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐり、防衛省は、埋め立てなどの工期を当初の5年から、およそ10年に延ばす方向で調整を進めています。これによって、普天間基地の返還時期も、2030年代にずれ込む見通しです。
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画で、日米両政府は、2013年にまとめた返還計画で埋め立てなどの工期は5年で、管制施設の整備などを経て、早ければ2022年度に普天間基地の返還が可能になるとしていました。
埋め立ては、沖縄県の反対などで計画より遅れて去年12月に始まりましたが、予定区域の4割余りで軟弱な地盤が見つかり、防衛省は、くいを打ち込んで、地盤を改良する工事を行うことにしているため、工期の見直しを検討しています。
これまでのところ、防衛省は、工期をおよそ10年に延ばす方向で調整を進めています。これによって、普天間基地の返還時期も、2030年代に大幅にずれ込む見通しです。
ただ、沖縄県は、埋め立て工事を直ちに中止するよう求めていて、地盤の改良工事の設計変更も認めない方針で、工事はさらに長期化するという見方も出ています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191223/k10012224941000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_005
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