加害児童「友達だと思っていた」 小5が同級生に20万円で・・・(3日)NHK
名古屋の小学校で児童が同級生に20万円を渡していた問題で、加害児童は、「友達だと思っていた」と警察に話したことがわかりました。JNNの報道を受け、2日、教育委員会はいじめを公表しましたが、被害児童の父親の主張とは食い違っています。
2日午後4時。JNNの報道を受けて急きょ開かれた記者会見。しかし・・・
「その・・・いじめの認識の部分が・・・」
「市教委がいじめと判断した日付は11月28日と、さっき言いましたが?」(記者)
「すみません・・・それはきょう(12月2日)・・・」
担当者が説明に窮する場面が目立ちました。いじめを受けていたのは、名古屋市立の小学校に通う5年生の男子児童。今年8月、同級生6人からこう言われました。
「ゲームセンター面白そうだから行かない? 金出してよ」(同級生)
男子児童が断ると・・・
「金出さないと“のけ者”にする」(同級生)
困り果てた児童が手を付けたのは、自宅で母親が貯めていた500円玉貯金。持ち出した額は3000円から5000円になり、多いときには1万5000円に。10月上旬になると、貯金箱はほとんどカラに。持ち出した総額は20万円にのぼっていました。
2日、中断を経て、いじめの時系列を説明した名古屋市教育委員会。それによると、10月8日に児童の母親が学校に連絡。その後、学校は、第三者委員会の立ち上げが必要な、いじめの「重大事態」として教育委員会に申告しましたが、このとき、教育委員会は「重大事態」には認定しなかったのです。
Q.CBCが報道しなかった場合、どうしていた?
「もしかしたら、このまま何も(しない)形もあったのかも」(名古屋市教育委員会 指導室 加賀幸一室長)
「解決済み」であることを理由に重大事態に認定しなかったという教育委員会。
2日にJNNが報道したことを受けて、一転、「重大事態」に認定すると説明したのです。しかし、被害児童の父親は教育委員会の説明に対し・・・
「学校と(いじめがなかったという)合意なんかしていない」「公にしたくないんだなということを強く感じる」(被害児童の父親 JNNの取材に)
父親の主張と食い違う教育委員会の説明。果たして、その対応は適切だったのでしょうか?
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3846670.html
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