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2019年12月11日 (水)

検察側証人で漁協幹部が出廷、弁護側が異議 工藤会裁判(11日)朝日

四つの市民襲撃事件で殺人罪などに問われている指定暴力団工藤会トップの総裁野村悟(73)、ナンバー2の会長田上不美夫(63)の両被告の第11回公判が11日、福岡地裁であった。1998年の元漁協組合長射殺事件の審理の一環で、元組合長のおいにあたる市漁協幹部の男性が、検察側証人として証言した。

 男性は、元組合長の実弟で2013年に射殺された北九州市漁協組合長(当時70)の息子。別室からの「ビデオリンク方式」で証言した。

 それによると、12年に、組合長が暴力団を批判するインタビュー記事が雑誌に出た。男性は父親の組合長に「あんまり目立つことはしないように」と忠告すると、「事実を言ったまで」と返されたという。組合長は13年12月20日に射殺され、福岡県警が捜査しているが、容疑者は逮捕されていない。

 弁護側は「解明されていない事件で両被告には無関係。立証趣旨と違う」と異議を述べ、検察側は「背景を立証するために必要」と反論した。足立勉裁判長は異議について、一部を「意見は承る」としたが、おおむね棄却した。
https://www.asahi.com/articles/ASMDC44TMMDCTIPE016.html

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