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2019年11月 3日 (日)

野菜1g6500円 犯罪の温床「ダークウェブ」(3日)共同

一般的な検索エンジンでは見つからないインターネットの「ダークウェブ」が犯罪の温床になっている。海外の複数のサーバーを経由してアクセスするため利用者の特定が困難なことから、ダークウェブ上の掲示板には薬物やクレジットカード情報、銃器などの売買を持ち掛ける露骨な文章も目立つ。兵庫県警は、違法行為を示唆する書き込みなどを頼りに投稿や密売の摘発に力を入れるが、実態解明のハードルは高い。(那谷享平)
■「野菜」=大麻?隠語で投稿
 「野菜メインで活動しています g6500」。県警本部サイバー犯罪対策課の一室。ウイルス感染対策を施した専用パソコンの画面に掲示板サイトの投稿が映し出される。「『野菜』とは恐らく大麻のことですね。1グラム6500円ということでしょう」と捜査員が書き込みを解説する。
 投稿の下には連絡先とみられるメールアドレスも記載されていた。サイトのデザインは一般的な掲示板サイトと大きく変わらないが、政治やスポーツなどを話題にしたページに混じり、違法性が疑われる投稿が無数に並ぶ。
 こうしたサイトがあるのは、インターネット上のダークウェブと呼ばれる空間。ダークウェブは「クローム」など一般的な閲覧ソフトでは見ることができず、専用のソフトが必要だ。国家の監視を回避して機密を暴露したり情報交換したりする目的で利用されてきた。

 捜査員は「ここ10年ほどで、違法な物品の取引にダークウェブが使われる例が急増した。今では一般の人にも珍しい存在ではなくなってきている」と指摘。コンピューターウイルス感染の危険性が高く、通信速度は不安定だが、アクセスの痕跡が残らない点が犯罪者たちを引きつけているという。
■転売の個人情報経路不明
 今年8月、兵庫県警サイバー犯罪対策課などが、割賦販売法違反の疑いで、無職の男(24)=大阪市=を逮捕した。ダークウェブ上で密売人と接触し、第三者のクレジットカードの名義やカード番号、有効期限などの情報を5千円で購入したとして、起訴された。そのカード情報を使ってネット通販でゲーム機などを購入、転売して利益を得ていたという。
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https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201911/0012844154.shtml

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