« 東京・東久留米殺人 被害男性の財布とバッグ発見 物取り偽装か(10日)産経 | トップページ | 在日外国人や旅行客も祝福 厳重警備に驚きも―即位パレード(11日)時事 »

2019年11月11日 (月)

特殊詐欺「受け子」枯渇か 外国人や女性、少年に移行(11日)共同

静岡県内で発生した特殊詐欺事件で「受け子」と呼ばれる現金やキャッシュカードの受け取り役が最近、首都圏の若者から、被害者の近隣などに住む少年や女性、外国人に移行する傾向が強まっている。背景には県警などの包囲網の強化で詐欺グループが人材と資金の不足に陥り、コストの削減を図りながら組織末端の「受け子」を賄う窮状が透けて見える。
 ■関連 ピヨスケの安全安心ふじのくにキャンペーン
 8月下旬、裾野市の無職女性(79)宅に、警察官をかたる20歳前後の男が姿を現した。「通帳を調べに来た。2、3日後にカードを返す」と言い、女性からキャッシュカード2枚をだまし取った。男は日本語学校に通う茶髪の中国籍の少年(19)。裾丈が短く、細身で体系に合っていないスーツに、異様に長いネクタイを着用していた。現場近くには見張り役として、茶髪に眼鏡、Tシャツ姿の中国人(20)もいた。2人は翌日、詐欺容疑で裾野署に逮捕された。
 ■片言に違和感
 警察官や市職員、銀行職員らをかたって自宅を訪ね、キャッシュカードなどをだまし取る「受け取り型」おれおれ詐欺の発生は、2018年ごろから急増。受け子は首都圏在住の日本人の若者が担うことが多かった。
 ただ、県警によると、19年は9月末までに中国籍を中心に外国人を4人(手集計で前年同期比3人増)逮捕。前年同期は逮捕がなかった県内在住の日本人は7人に上る。女性は逮捕された人数が増えただけでなく、通報事例も後を絶たない。9月に富士市の女性(86)が預金通帳2通をだまし取られた事件では、身なりの整った若い女が訪ねてきたため、安心して通帳を手渡してしまったという。
 県警捜査2課の担当者は外国人の受け子について「茶髪で片言の日本語では誰でも違和感を覚える。危険を承知で受け子をやらせているとしか考えられない」と首をかしげる。
■包囲網を強化
 同課によると、19年は特殊詐欺関連で逮捕したのは9月末までに60人(手集計)で、前年同期より10人増えた。逮捕に至った状況を見ると、被害者の通報を受け巡回し、職務質問をきっかけに受け子らを逮捕した事例は19件と16件増。容疑者の供述を基にした突き上げ捜査で、指示役ら中枢の逮捕に至ったのも25件と6件増えた。
 60人のうち、受け子が42人(同期比3人増)を占めた一方で、詐欺グループのトップを意味する「首魁(しゅかい)」2人と、指示役5人の逮捕にも至った。首魁の2人は都内の集合住宅の一室をアジトにし、県内をはじめ東北などの高齢女性宅に息子らを装って電話し、現金をだまし取っていた。アジトなどからは1千万円以上の現金も押収された。
 今年は特殊詐欺の被害件数、額のいずれも前年同期と比べ半減前後で推移する。同課は末端に加え、こうした中枢の逮捕がグループ壊滅には欠かせないと強調し、「受け子を首都圏で調達できていない状況がうかがえ、人材は枯渇しつつある。手口の変化や受け子の最新の特徴を見極め、捜査態勢を柔軟に構築する」としている。
 ■「末端」を軽視
 他県警が逮捕した受け子らに行った調査では、半数以上が約束された報酬を受け取っていないと回答。詐欺グループが末端を軽視している実情が浮き彫りになった。
 一方、受け子側も犯行時間を短縮したり、着替えを公衆トイレなどで頻繁に繰り返したりするなど、捜査の手を逃れようと腐心しているという。カード受け取り型詐欺は被害者が気付く前にコンビニ店などで現金が引き出される手口が多く、要する時間は1時間未満の場合も少なくない。
 県警生活安全企画課の幹部は「犯人の特徴を記憶した上で、早期に通報すれば、摘発や被害金の回収に結び付く。被害に遭っても動転せず冷静な対応を」と呼び掛けている。https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/703220.html

« 東京・東久留米殺人 被害男性の財布とバッグ発見 物取り偽装か(10日)産経 | トップページ | 在日外国人や旅行客も祝福 厳重警備に驚きも―即位パレード(11日)時事 »

振り込め詐欺」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東京・東久留米殺人 被害男性の財布とバッグ発見 物取り偽装か(10日)産経 | トップページ | 在日外国人や旅行客も祝福 厳重警備に驚きも―即位パレード(11日)時事 »