中国 9人の日本人が拘束されたまま 北大教授解放も… (16日)NHK
スパイ行為の疑いで中国当局に拘束された北海道大学の教授が、15日、2か月ぶりに解放されました。中国としては、日本との関係改善をはかる中で早期解決に動いた形ですが、中国国内では依然として9人の日本人が拘束されたままで、日中間には多くの懸案が残っています。
北海道大学の岩谷將教授は、ことし9月に中国政府系のシンクタンク「中国社会科学院」の招きで北京を訪問中、中国の反スパイ法に違反した疑いで、当局に拘束されましたが、15日、2か月ぶりに解放され、帰国しました。
中国当局は、2014年に反スパイ法を施行して以降、外国人への監視を強めていて、岩谷教授も、学術的な研究がスパイ行為として疑われたものとみられます。
岩谷教授の拘束をめぐっては、日本の中国研究者のあいだで不安や動揺が広がり、学術交流にも影響が出ていただけに、安どの声もあがっています。
中国政府としては、日本との関係改善を進める中、早期の解決に動いた形で、来年春に予定される習近平国家主席の訪日を友好的な雰囲気の中で迎えたいという思惑もあると見られます。
ただ、中国では、現在も9人の日本人がスパイ行為などを疑われて拘束されたままであるうえ、沖縄県の尖閣諸島をめぐる問題など、日中間には、数多くの懸案が残っています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191116/k10012179391000.html?utm_int=news_contents_news-main_002
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