台風19号 インフル防止急務、看護師を避難所に夜勤配置 福島県いわき市(3日)産経
台風19号により、現在も一部住民の避難生活が続いている福島、宮城の両県では冬を間近に控え、インフルエンザを含む感染症拡大防止が急務となっている。被災した自治体では、予防接種やトイレの衛生管理の徹底に加え、避難所に看護師を配置するなど対策に本腰を入れている。
福島県いわき市では、10月25日夜から避難所のある中央台公民館で20人以上が発熱などの症状を訴え、ノロウイルス検査で陽性反応が出た。同市では同27日以降、同館などに夜勤の保健師と看護師を配置。夜間に体調不良を訴える人にも対応できる態勢を整えている。
11月以降はノロウイルスだけでなく、インフルエンザのような感染症もシーズンを迎えるだけに、同市保健所では予防対策に力を入れている。
「予防には手洗いと清掃の徹底が一番」(同市保健所感染症対策係)として、避難所で毎日1回、専門業者による除菌剤などを使ったトイレ清掃を実施。さらに、避難所の職員がノロウイルスに効果的な塩素系漂白剤を使って毎日1回はトイレ掃除をしているほか、ドアノブや手すりなど人の手が触れる場所も入念に消毒している。
一方、宮城県丸森町では今月6日午後、町内の避難所で生活を送る被災者を対象に、インフルエンザの予防接種を無料で行う。
また、同町の避難所2カ所では保健師、看護師が24時間態勢で常駐しており、ノロウイルスなどの感染症の予防を呼びかけているという。
町の担当者は「これからインフルエンザ流行の時期にさしかかるので、多くの人に予防接種を受けてほしい」と話している。
https://www.sankei.com/affairs/news/191103/afr1911030023-n1.html
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