警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(29、30日 単位・レベル)
刑事は職人だ
【治安うんちく】
また、防犯カメラの威力を見せつけられた。
大阪府内で民家のすだれが放火される事件が相次いでいたが、府警はこのほど現住建造物等放火未遂容疑で、大阪府高槻市の24歳の男を逮捕した。現場周辺の防犯カメラの映像などから男の犯行が浮上したという。
このような事件解決に遭遇するたびに、昭和の時代と比べて大きな時代の変化を感じさせられる。当然と思うが、犯罪社会では捜査には伝統が必要だと思えてならない。その伝統とは「刑事は職人」。
昭和の時代、無試験で警視になるなどからテレビドラマにもなった平塚八兵衛刑事と「落としの金七」と言われた小山金七刑事のことを忘れることができない。
防犯カメラなど捜査ツールがなかった当時、金七刑事はこう言ったことがあった。
「科学捜査でもなんでもない。現場に残された資料を最重要視して徹底した裏付け捜査をして事実のプロセスを重視することだ」と。
防犯カメラなどの捜査ツールなどは無かった時代。「声無きに聴き形無きを見る」ため八兵衛刑事は、ひとつの事件で革靴一足をだめにするほど歩きまわるのだ。
そして八兵衛刑事も金七刑事も浮かんだ犯人を取り調べるため、徹底して犯人のウイークポイントを含めた性格から人柄までを調べ上げて取り調べに臨む。
2人はこう語る。「犯人だって人の子」として「調べ室での人間関係が大事になる」と…ぎりぎりの戦いをして罪を悔いさせ、「犯人しか知り得ない事実」を引き出す。秘密の暴露である。
防犯カメラなど捜査ツールに頼る近年の事件捜査。さらに、調べ室で黙秘や否認されても送致せざるをえない。「人間として罪を悔いて全てを話す」ーこんな時代ではないのかも知れない。
それにしても検察の不起訴の多さに疑問を感じる昨今である。昭和60年には刑法犯の起訴率は60.1%もあった。ところが平成29年は37.5%なのだ。検挙率は同じでも、これでは…
首都・東京感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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https://www.sankei.com/affairs/news/191028/afr1910280039-n1.html
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