住宅火災１人死亡 10棟余りに延焼 埼玉 川口（３０日）NHK

30日未明、埼玉県川口市の住宅から火が出て周辺の住宅10棟余りに燃え広がり、火元の住宅から１人の遺体が見つかったほか、１人がけがをしました。この家に住む85歳の男性と連絡がとれなくなっていて、警察が身元の確認を進めています。
　30日午前１時半ごろ、川口市安行領根岸の住宅から火が出ていると、近くに住む人から消防に通報がありました。
　火は周辺の住宅にも燃え広がり、消防車18台が出て消火にあたり、およそ５時間後に消し止められましたが、火元の木造２階建ての住宅が全焼したほか、消防によりますと、近くの住宅４棟が全焼し、１棟が半焼したほか、７棟の一部が焼けたということです。
　火元の住宅からは１人の遺体が見つかり、警察によりますと、この家に住む石山實さん（85）と連絡がとれなくなっているということです。
　石山さんは、この家に58歳の息子と２人で暮らしていたとみられ、息子は火事で煙を吸って病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
　現場は、ＪＲ武蔵野線の東浦和駅から南に２キロ余り離れた住宅が密集する地域です。
警察は、亡くなったのは石山さんとみて身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191030/k10012156351000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_002