警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日 単位・レベル)
中国と振り込め詐欺
【治安うんちく】
最近の報道をみると、次のような事件がある。
NHKの放送によると、中国の吉林省延吉にあるマンションの1室を拠点にして日本に詐欺の電話をかけ、高齢女性からキャッシュカードをだまし取った詐欺グループが8月に愛知県警により摘発されたほか、9月には警視庁も同様事件を摘発しており、中国で詐欺グループの拠点が広がっている実態が改めて明らかになったと言うのだ。
以前から中国のサーチナニュースをチェックしているが、、振り込め詐欺は中国が発祥の地と思えてならない。
2009年(平成21年)の報道によると中国国内では電話による振り込め詐欺が各地で多発。上海市公安局によると9月と10月のみで2億8000万円の被害が出ており、中でも同市の虹口区内では銀行を拠点にした振り込め詐欺が58件も相次いだという。
さらに2010年(平成22年)には減少傾向を見せたものの、北京公安局によると電話かメール使用でATMから振り込ませる手口が全盛期を迎えたという。
そして2017年(平成29年)には中国の福建省で35人の日本人詐欺集団が中国警察当局により摘発され、その前年の2016年には中国国内で発生した件数は60万件以上と言われ、日本の約43倍にものぼっている。この時は電話だけでなくSNSやショートメールも利用されている。
このように振り込め詐欺は、10年以上も前から中国で多発しており、手口はどちらが先か分からないが、お互いに競走しあっているとしか思えないし、中国のほうが被害が多いのだ。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★»詐欺の受け取り役を逮捕、スマホで一部始終を撮影 (7日)TBS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3797187.html
★「焦る心理」操る 特殊詐欺グループのマニュアル押収(6日)日経
★警察官を装いうそ電話、封筒すり替えカード盗む(5日)TBS
★滋賀県警ユニークな特殊詐欺対策(4日)共同
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★中国拠点の詐欺グループ摘発(3日)NHK
★ロマンス詐欺の被害金を授受(2日)西日本
★〝振り込め〟でビットコイン詐取、被害1000万円 初の摘発(2日)TBS
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