エアドロップ痴漢初摘発 スマホ悪用 容疑の男書類送検 福岡県警(21日)西日本
近くにいる人と画像などを無線通信で共有するiPhone(アイフォーン)の機能「エアドロップ」でわいせつな画像を送信したとして、福岡県警早良署は20日、県迷惑防止条例違反(卑わいな行為の禁止)の疑いで、福岡市西区の男性会社員(37)を福岡区検に書類送検した。エアドロップを使ってわいせつ画像を送る迷惑行為は「エアドロップ痴漢」と呼ばれ、県警の摘発は初めて。
エアドロップは、アイフォーンやiPad(アイパッド)など米アップル製端末に標準搭載されている。半径9メートル以内の通信可能な所有者の名前が画面に一覧で表示され、名前を選ぶと、すぐに写真や動画を送受信できる。手軽さから若者を中心に利用が多い。 書類送検容疑は7月5日午後8時40分すぎ、同市営地下鉄空港線の電車内で、エアドロップで女性のわいせつな画像を同県糸島市の男性(34)のアイフォーンに送信した疑い。「受信した女性の反応が見たかった」と容疑を認めているという。
被害男性は、電車内でスマートフォンを手にしながら周囲をうかがう不審な男性を発見。西新駅で降りた男性を追い掛け、110番した。署の調べに「何回か同じことをやった」と話しているという。
県警によると、エアドロップ痴漢の被害相談は昨年2件だが、潜在被害はもっと多いとみられる。兵庫県内では逮捕者も出ている。署の宮原工生活安全課長は「軽い気持ちでわいせつ画像を送っても立派な犯罪行為」と強調した。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/536576/
« 交差点事故で1人心肺停止、京都 5人重軽傷、東寺近く(21日)共同 | トップページ | 宅配車両の路上駐車を解禁 警視庁、都心など52カ所で (21日)日経 »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- サイバー攻撃か 不審な通信が去年は過去最多 警察庁(5日)NHK(2021.03.05)
- コロナ禍便乗のサイバー攻撃、20年に887件 警察庁集計(4日)日経(2021.03.04)
- 教員に生徒との私的SNSを制限 静岡県教委、懲戒処分の対象(2日)共同(2021.03.02)
- 詐欺メールにご用心 宅配状況は公式アプリで確認を(28日)日経(2021.02.28)
- インスタで偽アカウント相次ぐ 個人情報など盗まれるおそれも(27日)NHK(2021.02.27)
« 交差点事故で1人心肺停止、京都 5人重軽傷、東寺近く(21日)共同 | トップページ | 宅配車両の路上駐車を解禁 警視庁、都心など52カ所で (21日)日経 »
コメント