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2019年8月 7日 (水)

【都民の警察官横顔(3)】地道さ積み重ね命守る 警視庁警護課 能登勉警部補(52)(7日)産経

15年ほど前、都内のホテルで開催されたある大臣のパーティー。セカンドバッグを手にした男が、熱弁を振るう大臣に向かっておもむろに歩み寄り始めた。 「近づいてくるぞっ」。無線で部下に指示を飛ばし、男の一挙手一投足に目を配る。男がバッグの中に手を入れた瞬間、体を密着させ、男の腕を押さえて静かに確保した。バッグから出てきたのは、大臣への激励文。胸をなで下ろした。
 首相や閣僚など、政府要人の警護経験は通算で10年以上。「幸いなことに、警護対象者の身に危害を加えられたことはありません」とほほえむ。
 数百人規模の会場から迅速に不審者を見つけ出すコツは、「全体を流して見ること」だ。人波に逆らって近づく人物や、談笑するふりをしながら要人に視線を送る人物は特に要警戒。長年の経験から、不審者特有の「空気の違い」を感じ取れるようになった。後輩たちには「一人一人をチェックしていては、いくら時間があっても足りない」と口を酸っぱくする。
 だが、百戦錬磨のセキュリティーポリス(SP)にも肝を冷やす場面はある。平成28年の防衛相の南スーダン視察では、現地の軍隊が大臣車両の前後を警護。警護車両のトラックの荷台には、小銃の引き金に指をかけた臨戦態勢の軍人たちがひしめいていた。悪路に揺られるうち、意図せず小銃の銃口が大臣車両の方に向くことが何度もあり、「もし発砲されてしまったら、と気が気ではなかった」と振り返る。
 警護の基本は事前に行き先の安全を確保しておく「先着警護」。不審物のチェックや脱出経路の確認に加え、近年ではSNS(会員制交流サイト)上の投稿チェックなども不可欠になった。「基本的なことを、基本通りにやるのがSP。華やかな部分もあるが、それを支えるのは地道さだ」。時代が変わっても、その姿勢に変わりはない。(村嶋和樹)
https://www.sankei.com/affairs/news/190807/afr1908070003-n1.html

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