« 子どもの貧困、初の全国調査=来年度、統一指標で実施へ-政府(14日)時事 | トップページ | オスプレイ 住宅地へ銃口 昨夏から頻発 住民不安(14日)共同 »

2019年8月14日 (水)

遺体発見の誤報、殉職者出した無念 震災時の県警本部長(14日)朝日

東日本大震災当時の宮城県警本部長、竹内直人さん(61)は退職後、「警察謝恩伝道士」を名乗り、経験を語り続けている。警察職員全員が生と死の最前線に立ち向かい、手痛い失敗、悔悟もあった。その教訓を伝えることが使命と信じて。
 部屋中の無線機と電話機が鳴っていた。県警の災害警備本部は3階の会議室に置かれた。前列の中央に本部長が座る。
 午後3時20分ごろ、テレビが岩手県に津波が達したのを映し出した。竹内さんは気仙沼署長に電話で告げた。「本当に津波が来ます。くれぐれも注意して」
 3時35分 南三陸町役場水没
 3時44分 南三陸署3階まで水没 気仙沼署1階まで水没
 4時17分 若林区役所に津波到達
 メモで次々回ってくる情報は錯綜(さくそう)していた。「若林区役所」は「若林ジャンクション」の聞き違いだった。
 無線は輻輳(ふくそう)状態が続く。現場の警察官は惨状を伝えようと必死だったという。無線機のボタンを押し続けても、順番が回ってこない。ようやくつながった無線は、いつまた途切れるかわからない。「至急、至急」。つい強い表現を使い、ときに伝聞であることを言い損ねる。未確認の情報が事実と化し、伝言ゲームのように拡散した――。
 午後10時20分 仙台市荒浜で200~300の遺体発見との情報
 「本当に現場の警察官からなのか?」。竹内さんは聞き直した。県庁での第4回災害対策本部会議が10分後に迫っていた。「現場からです」との答えを聞き、メモを手に部屋を出た。
 会議には、各省の副大臣や審議…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り:1113文字/全文:1748文字
https://www.asahi.com/articles/ASM8763X7M87UNHB00Q.html

« 子どもの貧困、初の全国調査=来年度、統一指標で実施へ-政府(14日)時事 | トップページ | オスプレイ 住宅地へ銃口 昨夏から頻発 住民不安(14日)共同 »

警察関係ニュース(行政も)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 子どもの貧困、初の全国調査=来年度、統一指標で実施へ-政府(14日)時事 | トップページ | オスプレイ 住宅地へ銃口 昨夏から頻発 住民不安(14日)共同 »