警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（１４、１５日　単位・レベル）
年間１０万件を超える万引き
【治安うんちく】
　全国の書店での被害額が年間２００億円とも言われる万引き－被害を少しでも減らそうと東京・渋谷区の３書店が立ち上がった。それぞれが顔認証システムで万引き犯を割り出して、その人物の警戒にあたっていたが、今度は３店が協力しあって、行為が確認できた人物の顔画像を共有しようと言うのだ。ではその万引き犯の実態はどうなっているのか…
　警察庁によると平成２９年の万引きの認知件数は１０万８００９件で前年より４６９３件の減少。２０年以降、過去１０年間で最も多かったのは２１年の１５万００５９件。以降、年々減少し続けて２９年は最も少なかった。
　一方、検挙人員は２９年が６万６１５４人で同３７２５人の減少。このうち、高齢者は３９．５％にあたる２万６１０８人で、過去１０年間で最も多かった。
　万引きが多い時間帯は２９年の数字になるが１０時から１２時が１万５１６１件、次いで１２時から１４時が１万４６１２件、１６時から１８時が１万４５０９件など。
　少年を除いてどんな職業に多いのかでは、事務員が９８９人、その他自営業が７７４人と続くが意外なのは医療保健従事者が５５６人もいる。
　過去に「万引きは犯罪です」というポスターをよく見かけたが、もちろん万引きは金額に関係なく刑法の窃盗罪にあたり、１０年以下の懲役又は５０万円以下の罰金となる。鉛筆１本盗んでも有罪になれば「前科」がつきますよ。前科者にならないように…
　それにしても空港などで不法入国者の割り出しの顔認証システム。当然、他の犯罪分野の利用は素晴らしいことだ。一般、道路に設置すれば検挙率が確実にあがるはずだが…
　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

大阪の振り込め詐欺コマーシャル

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