警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(7、8日 単位・レベル)
連休中の泥棒に注意を
【治安うんちく】
最大で9連休と言われている今年のお盆休み-家を空けることが多くなるが、その時期を稼ぎ時としているのが泥棒。泥棒と言っても侵入盗や自動車泥棒、自転車泥棒、自動販売機荒らしなどいっぱいある。これらの中で最も多いのが侵入盗。その中でも住宅対象の専門ドロもいる。その住宅対象泥棒が減少傾向にあるが、一部の地域で増加しているところもある。前回書いた侵入盗の認知件数は2万7857件で前年同期より3330件も減っていた。今回はその中の住宅対象の泥棒について…
警察庁によると令和元年6月現在の住宅対象窃盗犯の認知件数は1万3864件で、侵入盗全体の約半数。前年同期より1492件も減少した。
ランキングは東京の1111件、千葉の1082件、埼玉の1039件、愛知の976件、神奈川の946件と続く。
全体的に減少しているのに群馬は370件と認知件数こそ少ないが148件の増加。これに栃木の81件と続く。
特徴的なのは日本列島本州の最も西側で増加傾向にあることだ。鳥取と島根が各+16件、岡山が+19件、広島が+75件、山口が+17件となぜかこの地域に集中している。
検挙率は56.8%で前年同期より1.2ポイントの減少。ランキングは和歌山の303.4%、鹿児島の108.5%、熊本の105.2%、鳥取の100%、北海道の99%など。低かったのは岐阜の19.1%、長野の22.7%、徳島の25%、栃木の26.1%、千葉の26.6%と続き、認知件数最多の東京は70.7%だった。
それにしても住宅への侵入盗-平成15年には19万0473件もあった。ピッキング盗に加えて「サムターン回し」なる手口の泥棒が急増した時代である。それが年々減り続けて今では約6分の1までに減少した。防犯対策の強化に加えて居住者の意識の高さもある。
その泥棒対策は
①何日か続けて家を空ける場合は、郵便受けや新聞配達へのお願いなど、明らかに無人と分かるようなサインは出さないこと。
②昼・夜に限らず、玄関や勝手口、窓の錠は忘れないこと。
③洗濯物は見えないように干すこと。
④合い鍵を郵便受けなどに隠さないこと。
⑤ネットなどで不在を告知しないこと
―こんな事に注意を払って下さい。楽しい連休を!
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
大阪の振り込め詐欺コマーシャル
https://www.youtube.com/watch?v=0erMfQ80Jno
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https://www.sankei.com/affairs/news/190807/afr1908070008-n1.html
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