東郷証券幹部を金商法違反罪で起訴(10日)産経
外国為替証拠金取引(FX)を手掛ける「東郷証券」(東京都港区)が顧客の損失を補填(ほてん)したとされる金融商品取引法違反事件で、東京地検特捜部は10日、同社の実質経営者、林泰宏容疑者(58)=東京都渋谷区=ら3人と法人としての同社を同法違反(損失補填)罪で起訴した。 他に起訴されたのは先物取引業「さくらインベスト」取締役、上村(かみむら)昌也容疑者(37)=横浜市。東郷証券の野水裕資元代表取締役(57)も在宅起訴された。
起訴状によると、3被告は共謀し、平成29年10月~今年1月、顧客4人に計約6200万円を提供したほか、林、野水両被告は28年7月~30年12月、別の顧客4人の口座に取引を装って約700万円を入金するなどして損失の穴埋めをしたとしている。
関係者によると、さくら社は上村被告が代表取締役を務めるシステム開発会社(横浜市)に対して外注費を架空計上。捻出した資金を損失補填の原資に充てたとみられる。
特捜部は架空発注で所得を隠し、法人税を免れた可能性もあるとみて資金の流れなどを調べている。
証券取引等監視委員会は9日、3被告を金商法違反罪で特捜部に告発していた。
林被告は元プロ野球投手で、昭和54年にドラフト1位指名されて巨人に入団。近鉄、大洋(いずれも当時)と移籍したが、1軍登板はなかった。60年に引退した後は証券業界に転身した。https://www.sankei.com/affairs/news/190710/afr1907100019-n1.html
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