警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（２８、２９日　単位・レベル）
調べ室の可視化で思うこと　　　                                              
【治安うんちく】
　取り調べの録音・録画が６月に裁判員裁判の対象事件などで義務化されたが、検察と警察が試行を始めて１０年以上になる。その「可視化」がこのところ現場に定着しているという。
　刑事事件、特に殺人や強盗事件の取り調べになると取調室は調べ官と被疑者の精神的な葛藤の場となるという話しを、あの昭和の時代の警視庁名刑事と言われた平塚八兵衛さんや小山金七さんから何度も聞かされた。
　時には大声で攻めたり、優しく心の中に入り込んで弱点を攻める－「死刑になるか何十年の刑務所暮らしになるか、本人にとつては人生の分かれ道。それをどう諭すかだ…」
　「時には怒鳴り声」も必用。ところが、可視化ではそれができない。「これから話を聴きますが、体調は大丈夫ですか」などと殺人犯にも「です」「ます」調で接しなければいけない。黙秘ー従って、「秘密の暴露」が得られない。
　そして、こんな現象も…

★性的暴行の疑いで逮捕の男性を不起訴（２７日）TBS
★森友問題、佐川氏ら再び不起訴へ　刑事責任問えず、大阪地検（２４日）共同
★IS参加準備、5人を不起訴（２２日）西日本
★“無銭宿泊”で逮捕の教諭 不起訴 北海道（１２日）ＮＨＫ
★園児の声に腹立て脅迫文出したとして逮捕の男性、不起訴に（５日）TBS
★逮捕の男性を不起訴　ペイペイ不正利用で名古屋地検 （４日）日経
　起訴率が低いという。
　昭和の時代で最も刑法犯の起訴率が高かったのは６０年が６０．１％でこの前後が５９％台。その後、増減を繰り返して平成に入り元年が５６．７％。最も高かったのは１１年の５９．４％だった。以降、年々減少してついに平成２９年には３７．５％と昭和以降で最も低かった。
　なんで、低いの？と疑問を持つが検察は「理由を明らかにしない」の報道ばかり。今、認知件数が落ちているからいいが、これであの平成１２、３、４年当時の状況なら、日本の治安はガタガタだったろう。当時はそれでも５０％台だったから、なんとかなった。法治国家・日本も瀬戸際にあるようだ。
　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

大阪の振り込め詐欺コマーシャル

https://www.youtube.com/watch?v=0erMfQ80Jno　

★»東大病院職員かたり ギフト券を・・・ （２５日）ＴＢＳ
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3734340.html

★東大病院職員かたりギフト券を…（２５日）TBS
★結婚詐欺容疑で自称映画プロデューサー再逮捕　愛知県警（２５日）産経
★横手市の二重振り込み、１億８１１１万返金　残り１６９万円（２４日）共同
★４億６０００万円詐欺被害か　先物取引名目、５人逮捕（２４日）産経
★１４１０万円詐取被害　水戸の６０代女性、訴訟名（２３日）産経
★８４歳女性、７１００万円詐取被害　福岡（２２日）日経
★特殊詐欺グループ指示薬の暴力団組員ら逮捕（１９日）ＴＢＳ
★警官などを装う電話相次ぎ初警報（１８日）ＮＨＫ
★「原野商法」被害者狙った詐欺Ｇの主犯格逮捕　５億円詐取か（１８日）ＴＢＳ
★特殊詐欺被害１週間に１７件（１７日）NHK
★五輪抽選かたるSMS注意　情報盗むサイトに誘導（１５日）日経
★新潟県警が詐欺防止で動画制作へ（１４日）NHK
★孫を装い現金詐取未遂、受け取り役の男を逮捕か（13日）TBS