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2019年7月21日 (日)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(21、22日 単位・レベル)
重要犯罪の検挙率アップ                                                      
【治安うんちく】
2009_1228_222559212_20190721202301 F1014948  治安情勢を観察する際の指標となる重要犯罪。凶悪犯が多いだけに数字治安はもちろん、体感的にも影響が大きい。
 警察庁によると2019年6月現在の重要犯の認知件数は4709件で前年同期に比べて454件も少ない。
 最も認知件数が多かったのは強制わいせつで2210件もあり、それでも前年より314件の減少。次いで多いのは強盗の753件で同-197件。これに強制性交等の659件と続くが逆に59件の増加だった。増加したのはこのほか殺人があり488件の+26件。
 その他では放火が452件で同-14件、略取誘拐・人身売買が147件で同-14件と続いている。
 ランキングは東京の655件、大阪の615件、埼玉の377件、愛知の296件、兵庫の286件と続く。
 検挙率は84.1%で前年同期より0.5ポイントのアップ。最も高いのは殺人で95.1%。これに強盗の88.6%、強制性交等の87.6%、略取誘拐・人身売買の82.3%、強制わいせつの80.3%と続き、最も低かったのは放火の79.0%だった。
 都道府県別ランキングでは徳島の111.1%、大分の107.7%、宮崎の106.7%、佐賀の104.3%、神奈川の102.0%など。
 低かったのは秋田の42.9%、静岡の63.9%、長野の64.1%、和歌山の64.3%、山梨の65.0%など。首都東京は92.1%あった。
 刑法犯の認知件数の減少-最悪だった平成14年以降、警察本来の任務である事件の抑止は順調。一方、平成13年に最悪だった検挙率も順調に回復しているようだ。
 首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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