密輸の覚醒剤 約45キロ押収(28日)NHK
先月、およそ45キロの覚醒剤が見つかり押収されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
東京港から密輸され山梨県の倉庫で保管されていたということで、警視庁などはイラン人など3人を逮捕し、国際的な密輸グループが関わっているとみて調べています。
捜査関係者によりますと、押収されたのはおよそ45キロ、末端価格にして27億円分の覚醒剤で、山梨県富士吉田市の倉庫で保管されていました。
警視庁などは先月、東京港の大井ふ頭に到着した貨物船からこの覚醒剤を見つけ、その後の流通経路を監視するいわゆる「泳がせ捜査」を行っていました。
覚醒剤は貨物として運ばれた金属製の部品の中に隠されていたということで、覚醒剤取締法違反の疑いで、これまでにイラン人とメキシコ人、合わせて3人が逮捕されました。
警視庁などは、覚醒剤の末端価格が高い日本を狙った国際的な密輸グループが関わっているとみて詳しく調べています。
覚醒剤の密輸をめぐっては、一度に大量に運び込む手口が近年目立っていて、今月には、ほかにも一度に押収された覚醒剤としては過去最も多い1000キロ近くが静岡県の沖合で船から見つかっています。
日本に密輸され押収される覚醒剤は増加傾向にあり、特に一度に大量に密輸する手口が目立っています。
財務省によりますと、去年1年間に税関が押収した覚醒剤は1156キロに上り、3年連続で1トンを超える深刻な状況が続いています。
手口別では、1件当たりの押収量が比較的少ない航空機の乗客の荷物などが159キロ、国際郵便が48キロと、いずれも前の年より少なくなりました。
これに対して、一度に大量に密輸できる商業貨物などは948キロと前の年の倍以上に上りました。
ことしに入ってからも今月、一度に押収された覚醒剤としては過去最も多い1000キロ近くが静岡県の沖合で船から見つかっています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20190628/1040006891.html
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